車の中で母が突然、兄に質問した。
「○○(兄の名)、
小さな頃から強制的にお稽古事をさせてきたけど、
1度も嫌がらずに通ってくれてたでしょう?
貴方の本音を聞いてみたかったの」と。
兄は「俺は、、、
公文も書道も進学塾もすごく楽しかったよ。
友達が沢山いたからね。
幼児期に習った公文が俺を算数が好きにさせてくれた。
もし公文に通ってなかったら、
今の仕事は選択肢になかったと思うよ」
「それなら良かったわ。
今まで気になっていたから」
兄の習い事は、3歳になる直前から始まったそうだ。
今でいう、幼児教育かな?
まず最初に始めたのが、公文式。
今は、公文も全教科を教えているらしいが、
兄の時代は、算数だけの1教科のみ。
あまり詳しく書くと、
兄の年齢が分かるので、、、(汗)
公文は、文系だった母が、
伯父達(母の兄達)に対し、
強いコンプレックスを抱いて育ったため、
我が子には計算に強くなれるように!との母の希望により、
3歳直前から習うことになったらしい。
5歳になる頃、書道に通わせるようになった。
この書道も母の希望で、
男の子なので、社会人になった時、
人前で文字を書いたりすることも多い。
その際に、恥ずかしい思いをしないように!との理由から。
書道においては、兄が18歳まで続いた。
小学校5年になると、
公文式から進学塾へ変わることになった。
またも母の希望で、、、
この先にある受験に備えてのことだろう。
算数だけではなく全教科へ。
とびきり理科が大好きな兄なので、
それなりに塾での授業も楽しんでいたようだ。
余談だが、、、
自宅でも、買ってもらった顕微鏡や望遠鏡で、
静かに観察していたけどね(笑)
そうそう、兄の受験の時、
母は近くの神社へ行き、
靴と靴下を脱いで、お百度参りをしていたそうだ。
その効果があってか、志望校に合格したけどね。
話を戻して、、
兄の場合は、順応性が高いみたいで、
お稽古事も楽しむ!感じなんじゃないかな?
母が気にする程ではなかったみたいだ。
ってか、
私にも兄と同じ質問して欲しかったなぁ。
そろばん、ピアノ、進学塾、家庭教師って、
4つもお稽古事していたのに!!!
ママ友から見た、当時の母は、
子供たちの教育について、
「自由に個性を伸ばして、のびのびと!」
って思われることが多い。
でも実際、自宅での母は、
教育ママの上に出る位だった様に思う。
時には、容赦なしの鉄拳も飛んできたし。
スパルタ過ぎて、本当に厳しかったなぁ。
あの頃は、ものすごい憎く思ったこともあったけど、、、。
勉強はもちろんのこと、実生活においても、
計算する時、電卓は必要ないし、ペン&紙の一切の必要なし。
兄の公文式&私のそろばんで教わった暗算が今、すごく役に立ってる!
そんな時に思う。
全ては、子供たちの為だったんだぁ!ってね。