こんなことを質問された。
「ホーリーさん、
初めての給料って、どうしたんですか？」
随分前の、初任給を頂いた時のことを、思い出した。
学校との両立は、キツかったけど、
高校時代の美容室での、アルバイトが、
初任給だった。
まだ免許もなく、何も出来ない"見習い"で
掃除を１ヶ月しただけのバイト代は、
１７万円だった。
その使い道？？うーん、、、、
母が欲しがっていた、
アイロン(調子が悪かったから）を買って、
父には、財布を、、、
(高級品じゃなかったけど、
父は、大事に大事に、
ボロボロになるまで使ってくれた)
あとは、
携帯代を払い、残りは、全て貯金！！ってな感じ。
こんな感じだったことを、彼女に伝えた。
すると、またも質問してきた。
「振り込みですか？
それとも、現金ですか？」と。
「現金の手渡しだよ！」
「え？そうなんですか？
私も現金が良いです！
その方が、実感あるじゃないですか？
こんな紙(給料明細)を、一枚だけ貰っても、、、」
「確かに、現金だと、
働いた実感があるけどね。
でも、
今のような振り込みの方が楽だと思うよ。
帰宅途中で、お給料を落とす心配もないし、、、」
「あの～、もう一つ、良いですか？」
「うん、何？」
「その時の気持ちって、覚えてますか？」
彼女からの、
この質問にドキッ！とした。
私は、即答が出来ず、
彼女の前で、言葉に詰まってしまったのだ。
"慣れ"とは、恐ろしいもので、
日頃、こんなことを考えたこともなく、
当たり前の様に、毎月毎月、
お給料を頂いている自分がいる。
初任給を頂いた時の感情は、
もはや私の中では、遠い記憶として、
微かに残っているだけなのだ。
もちろん、当時は、嬉しかったことだろう。
それと、今日の夕飯＆買い物。
可愛くて、思わず買ってしまった。
中身は、クッキー６０枚
で、夕飯は、、、
