ホーリーの日々

弱っていた?伯母。

3月のお彼岸に、奈良のお墓参りに行った。
お墓参りを終えて、車を走らせると、
伯母(母の兄嫁)が、杖を付いて、
ゆっくりゆっくり歩きながら、
自宅(伯父宅)へ帰ろうとしている後ろ姿を見た。
(自宅までは、徒歩3分)

伯母は、足腰が随分と弱った様子。
もう80才だから、
何処かしら弱ってても普通のことだろう。
この伯母は、
私にとって母親同然の存在かな?

いつもなら、、、
こんな時は、車を一旦停めて、少し会話をするのだが、
後ろから車が来ていたので、
そのまま走らせるしかなかったのが残念だ。

伯母は、子育て(従兄姉)が終わった後
息つく間もなく、私が生まれたので、
再び、生後1週間の赤子の育児生活が始まった。

物心が付いた時には、
朝起きると必ず、伯母の脚(ふくらはぎ)に、
ダッコちゃんのように抱きついていた記憶がある。
なので、伯母は足を引きずって歩いていた。
かなり辛い思いをさせて、本当に申し訳なかった。

というのも、伯母は、持病があって、
乳ガンバセドウ病という病気を患っている。
そんなことは露知らず、 
幼児期の私は、甘えられるだけ甘えていた。

今、振り返ってみると、
母に求めるべきことを、伯母に求めていたのかな?
親に会いたかったけど、伯母しか居なかったからね。

小さい頃、他のお友達も両親ではなく、
伯父や伯母、祖父母と生活している!と本気で思ってた。
なんか、、普通と違うなぁ!と気付いたのは、
小学校に入ってからのことだ。
学校が休みの日も、両親と過ごしている!と聞いて、
とてもビックリしたことを覚えている。

私だって、両親と過ごしたかったけど、
そんなこと言える訳がなく、、。

小学生になると、悩みの相談みたいに、
伯母と会話をしてた。
うーん、
月曜~金曜日までの出来事を報告して、
日頃のストレス解消していた。

親族にも大切に育ててもらって、
すごく可愛がってもらったけど、
それでも、、、
心は満たされず、寂しかったことが多かったかな?
まぁ、
大好きな伯母の存在で、随分と救われたけどね。
次に会った時は、ゆっくり話がしたいなぁ。 
夜が明けちゃう位、
聞いて欲しいことが沢山あるから!

それと、 
伯母が、乳ガン遺伝もある!と聞くから、
私自身も心配で、よく自己チェックしている。
毎日、身体を洗う時にね、、、。
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