見た目に、あまり変わらず「いつまでもお嬢ちゃんだ」とお父さんと、お母さん。
お母さんは、かわいい服をそろえて「リリー、かわいいよ。よく似合っている」と楽しんでいます。
「かわいい、かわいい。こっち向いて」。リリーは、少し迷惑顔ながら、言われる方を向きます。
外はすごくいい天気。桜も満開。「リリーちゃん、そのお洋服着て桜見物に行くよ」
「桜をバックに映すよ」「はい、こっち向いて。はーい」
散歩から帰ると、必ずロンちゃんを探します。まだまだ、車にロンちゃんの臭いが残っているのでしょうか? 散歩の時も二人並んで歩いていたし、玄関では、二人並んでいつもお母さんの帰りを待っていました。「ロンちゃんといつも一緒だったね。寂しいね」
「リリー、今日は、この服を着ようね」。お母さん、お気に入りをリリーに着せました。
「このお洋服もよく似合うよ。かわいい、かわいい‼」夫婦二人して、満足です。
お父さんが帰ってから、昼間の散歩。お父さんと二人での散歩。「リリー、散歩に行くよ」と誘うと、ジャンプ、ジャンプして喜び、リードを引っ張るぐらいの勢いで玄関を出ます。しかし、途中まで行くと、それ以上は進もうとしません。「リリー、もう少し歩くよ」
でもだめです。「じゃ、帰ろうか」というと。家の方へ、必死に走りだします。お母さんと一緒の時は、平気でどこまでも進んでいくのに、お父さんと一緒だとだめです。「なぜだ????」
久しぶりにサラママと一緒に散歩。サラママは、急激に弱ってしまって、散歩ももたまにしかできません。ロンと一緒の時は、並んで、さっさと二人で歩いていましたが、サラママとは、並ぼうとはせずに、どんどん引っ張って先に歩きます。サラは、それでも、ゆったりゆったりと歩いてついてきました。
ロンちゃんがいなくなり、寂しさも増しただろうと思い、なるべく一緒の時間を増やすようにしました。2Fへは、立ち入り禁止にしていましたが、上がっていいようにしました。喜んで、階段を上がっていきます。好きに、2Fの各部屋を歩き回っています。
お出かけの時は、いつもお留守番でしたが、一緒にドライブに連れていくことにしました。お母さんが、買い物をしているとき、必死にお母さんを探します。なれないと見えて、小刻みに震えていました。
休憩場所で、お母さんに抱かれてやっと一安心。震えも止まりました。「リリー、怖かったか? 大丈夫よ。心配はいらないよ」
今日で9歳となるリリー
いつまでもかわいいお嬢ちゃんで
元気に一緒に楽しんでいこね
庭のクレマチスも咲きだし、リリーの誕生日に花を添えています
「奇跡の子」リリー 誕生日おめでとう
そして ありがとう
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