第10話 3回目の出産と成長のお話（２１） レオちゃんのお話

　「レオちゃんも、家に残しておこうよ」「また、急に、どうして・・・」「レオも凄く可愛いし、離れて行ったら、リリーが可哀そうだし。また、サラママも、また、凄くさびしがり、もう、あんな残酷な感じを味合わせたくないしね：：：：」と、仕事先からお母さんに話していたお父さん。

　もうすでに、貰い手募集のポスターを張ってしまったと、お母さん。

　そうして、帰ってみると、「明日、土曜日に、・・・・・」「えっー：：：：」

　「ポスターを見て、欲しいと申し出て来ていただいてる方がおられるので、明日、その人に見せに連れて行くの。。。。。」

　「ひょっとしたら、貰い手が決まってしまうかもしれないね。今から、断るわけにはいかないのかな：：：：」

　今回は、ひょっとしたら別れがすぐに来てしまいそうになった「レオちゃん」の特集です。

　しっかり顔になったレオ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　

目がくりくりして、淡い栗毛色がきれいです。水も、給水器から上手に飲んでいます。

　　　　　

　　　　

　この横顔は、サラママが家にやって来た時の顔にそっくりです。

　朝ご飯です。もう、ドライフードを自分でしっかり食べています。みんな、そろって朝ご飯です。

　　　

　　朝ご飯を終わったレオ。

　　

　ごはんの後は、お遊びです。まずは、自分ひとりで、おもちゃや食器で遊んでいます。

　　

　一人遊びの後は、リリーのところへちょっかいを出しにお出かけです。

　　

　レオとリリーは、凄く仲良し。二人で、良く遊びます。

　　　

　二人並んで、おしゃべりです。「朝ご飯、おしかったね…」「次は、何をして遊ぼうか？」

　　　

　おもちゃの取り合い、取っ組み合い。いつもすごく仲良しです。

　　

　お母さんがレオを呼びます。「レオ、おいで顔と体を拭くよ！！」　［レオ」と呼ばれれば、レオは、自分のことだと分かります。

お母さんの方に、嬉しそうに近づいてきます。

　　　

　そして、お母さんに抱っこされながら、「キレイキレイ」してもらっています。これから、貰うと言って頂いてる方とお見合いに出かけて行くのです。

　　

　力なく、言葉もなく。見送るお父さん。「仕方がないか：：：：」「見合いが、決まらなければいいけどな。。。。」

　「しかし、レオは可愛いから、見たら誰だってすぐに欲しいと決めるよな：：：：」

　お見合いに出かけるレオ。皆で、お見送りです。

　

　お見合いの結果を気にしながら、待つお父さん。「決まってしまうよなー」と思いながらも、わずかな期待が残っています。

　そん結果は、明日、またお知らせします。

　3週連続で、寂しい知らせになっていますね：：：：：