東広島・八本松 理容と女性シェービングの店「ヘア&エステちかのぶ」店長堤です。
『クリスマスシーズンに店でかけてるCDを紹介します。(いまの人って音楽「かける」っていうのかな?僕だけ??) 』のコーナー!!
クラヤ。スウェーデン出身の女性アカペラグループ。スウェーデン伝統歌唱法 kulning(キュールニング)で、メロディーを幾重にも重ねたポリフォニーが特徴のスタイル。
そのむかし牛飼が山の中で遠くの仲間と連絡を取るためや、オオカミの声を真似て牛を追ったりするために生まれたキュールニング(牛飼い歌唱法)。複式呼吸で裏声ではない高音を作り上げるため、その声は3〜4キロも遠くまで届くと言われてます。
少し前にNHK BS 世界で一番美しい瞬間『妖精の森が黄金に輝くとき~スウェーデン・ウメオ』に出演しましたのでご存知の方もいるかもしれません。
彼女たちが歌うクリスマスの歌は、すっかりアメリカンナイズされた(コカコーラナイズ?)日本人にはとても新鮮に聞こえると思います。北欧の人にとってクリスマスは商業的に浮かれたものではなくて、家族で過ごす聖なるイベント。(浮かれてる人もいると思います・・・)数枚持っている北欧のクリマスシーズンのアルバムは通して厳かな響きを持つ素敵な曲ばかりです。
クラヤの「北欧の冬、そしてクリスマスを歌う」1曲目の「神の御子は今宵しも」を聴いてみてください。(日本にクラヤを紹介してコンサートを企画したハーモニーフィールズさんのHPで紹介されてます)
30年ほど前にエンヤ(アイルランド出身)の曲を聞いた時に感じた「初めてなのに懐かしい」あの感じに近いかもしれません。80年代当時では驚異的な140ch以上のデジタルマルチトラックレコーダーで幾重にも重ねどりされた楽曲は、クラヤのポリフォニーに通じます。洗練されたエンヤより、もっと原始的な根源的な「匂い」も感じます。
冬本番、寒さも厳しくクリスマス・イブが近づいた頃、「グロッグ(北欧風ホットワイン)」片手に、いつもと違ったゆったりとした日曜日におすすめな一枚です。
『北欧の冬、そしてクリスマスを歌う Isen Sjunger』 クラヤ KRAJA
1. 神の御子は今宵しも Dagen Är Kommen
2. 陽気なダンス VI Ska Ställa Till En Roliger Dans
3. トムテ Tomten
4. ベリショーからの賛美の歌 Tackvisa Från Bergsjö
5. 喜びの日 Den Signade Dag
6. さやかに星はきらめき O Helga Natt
7. また冬が来るまで Vis Ses Nästa Vinter
8. 美しい鈴の音 Klang Min Vackra Bjällra
9. 水面が凍り付くとき När Isen Ligger På
10. 荒野の果てに Herdar Som På Fälten Vaktat
11. エイヤ、私の心 Eja Mitt Hjärta
12. 救世主、現れ賜いし Världens Frälsare Kom Här
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