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今日のCD365・6月15日 『トム・トム・クラブ <おしゃべり魔女>』

2023年06月15日 | 今日のCD365

「トム・トム・クラブ」の「おしゃべり魔女」。原題はファーストアルバムなんで「Tom Tom Club」。

ええ、そうなんです。

昨日の朝ふと、頭をよぎった

「らんさんさんさん、らんさんさん、ぐりぐりぐりぐり、らんさんさん・・・」が、脳内ループ再生されて一体何の曲だっけ??ってなったんですよ。

ぼ、ボーイ・ジョージ。そりゃ、カルチャークラブ・・・お、そうそう「トム・トム・クラブ」じゃ〜!

そうなると途端に当時のレコードで聴きたくなるのが人情ってもんでしょう。

ヤフオクで検索すると千円即決のU.Sオリジナル盤をみつけたので速攻落札。(レコード落札者の気持ちのわかる出品者で、当日午前中に出荷、翌日午前中にはに配達という奇跡のスピードで手元に届きましいた。ありがたやありがたや。)

なかなか味のあるジャケットでしょ。ポップで、なんか楽しくなっちゃう感じがでいいでしょ?

このお「おしゃべり魔女」タイプライターの音がイントロで使われてるんだけど、その後のインテンポのドラム、続くシンセサイザーが、YMOのファーストアルバム「イエロー・マジック・オーケストラ」の1曲目、2曲目の「コンピューター・ゲーム サーカスのテーマ」から「ファイアー・クラッカー」の入りにかなり影響されている。と思うのですが、どうです??
YMOが1978年、トム・トム・クラブが1981年それぞれ発売なので時期的にはぴったりです。

ぜひ聴き比べしてみてくだされ!
(うまく再生できない時は申し訳ないですけどリンク先で動画を選択してください)

「おしゃべり魔女」
https://www.youtube.com/channel/UC1IvcSg0OixDDluBFShToCAc

「コンピューター・ゲーム サーカスのテーマ」から「ファイアー・クラッカー」
https://www.youtube.com/@garotharchivesiiijazzfunkm9456


1981年、パンクが何だか分からなかった15歳の頃、この「おしゃべり魔女」はロック+エレクトロ(シンセサイザー)+レゲエ+ヒップホップ、そしてラップを融合させた所謂、ポストパンク、ニュー・ウェイブ。

子供の頃、初めて聞いたラップと記憶している吉幾三先生の「俺ら東京行くだ」。ところがこれ、昭和59年、1984年発売の曲なので3年も前に「トム・トム・クラブ」の「おしゃべり魔女」が初めて聞いたラップだと分かっちゃったのです!

友人たちに聞くと「はぁ?トム・トム・クラブ?知らんな・・・おしゃべり魔女?全然知らん!」という反応がほとんど。レコードかけて、

「らんさんさんさん、らんさんさん、ぐりぐりぐりぐり、らんさんさん・・・」が始まると

「ああぁ!はいはい、めっちゃヒットしてた曲じゃん!」

と豹変すること請け合いのこのアルバム。

一家に一枚いかがですか?

『おしゃべり魔女 <トム・トム・クラブ>』
 
A面
1おしゃべり魔女 (Wordy Rappinghood)
2悪魔のラヴ・ソング (Genius of Love)
3トム・トム・クラブのテーマ (Tom Tom Theme)
4エレファント (L'éléphant)
 
B面
1魔法はきまぐれ (As Above, So Below)
2ローレライ(リミックス) (Lorelei) (Remix)
3オン・オン・オン (On, On, On, On...)
4渚のボードウォーク (Under the Boardwalk" (Kenny Young, Arthur Resnick)

 

 

 

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今日のCD365・6月1日 『キース・ジャレット・トリオ <サムホエア・ビフォー>』

2023年06月01日 | 今日のCD365

雨音とキースジャレット。

友人が雨の日に勧めてくれ多例のやつです。

 

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東広島・八本松理容と女性シェービングの店「ヘア&エステちかのぶ」の店長堤です。5月の29日広島も梅雨入り宣言してました。台風の影響で一週間ほど雨が続くので「今のうち...

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演奏メンバーはキース・ジャレット(ピアノ)、チャーリー・ヘイデン(ベース)、ポール・モチアン(ドラムス)キース・ジャレットが敬愛するビル・エバンス黄金期のトリオのポール・モチアンがドラムをたたいています。
エバンスの相棒といえばベースのスコット・ラファエロ。
1961年、スコット・ラファエロが交通事故で亡くなる10日前に録音されたヴィレッジ・ヴァンガードのライブ、「ワルツ・フォー・デビイ」や「サンデイ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード」の元となる「コンプリート・ライヴ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード1961」が最近のお気に入り・・・なのですが、その話はまた今度!

「サムホエア・ビフォー」の1曲目「マイ・バック・ペイジズ」が大好きなんです。
ジャズのコンピレーションを聞いて気に入ってこの曲聴きたさに買ったCDが「サムホエア・ビフォー」です。

ベースのソロのくぐもったAメロ、ワンコーラス後から、ピアノとシンバルが寄り添うように歌い出す。そう。歌うんだよね〜ピアノが。歌うんですよ!!

メロディアスで、哀愁があって、とても美しい曲。
初めて聞くのに、まるで昔から知ってるような懐かしいメロディーがとても印象的。
録音があまり良くないとの評判ですがそんなことを関係なく、エバーグリーンな曲と演奏。
(ちょっと大きな音で聞いてみると、ライブ会場の距離感、空気感なんか出てて、興味深い録音ですよ)

で、この曲は元はボブ・ディランの作詞、作曲で、ギターの弾き語りで発表した曲。
元の曲は、これまたた印象の違う曲なんだけど、世界中の様々なミュージシャンがカバーしている名曲なんですね。(ほー知らんかった)
日本でも「真心ブラザーズ+奥田民生」にカバーされてたり。(映画の主題歌らしいですよ)
日本人好みの哀愁のあるメロディー・・・的なことを先日書いたんですけど、世界中の人に愛される歌って、すげーなーって素直に感じます。ボブ・ディラン好きな先輩方には「当たり前じゃい!」と叱られそうですが・・・

「サムホエア・ビフォー」他の曲はほとんどキースジャレットによるモノで、若かりし頃の初々しくフレッシュ演奏が楽しめて良いかと。3曲目、これぞフリージャズなのか?エキセントリックなのか??(知らんけど)などと思わせる「ムービング・スーン」・・・同じ演奏ができるんかいなと心配・・・な曲とか。
5曲目、9曲目のジャズにも影響を与えたラグタイムもシンコペーションの勢いそのまま元気に演奏してくれてます。
新旧のラグタイムを感じてくだされ!
とはいえ、なんと言っても1曲目「マイ・バック・ペイジズ」が最高。
そんな一枚です。

 

『Somewhere Before キース・ジャレット・トリオ
 
1. My Back Pages (Bob Dylan) 
2. Pretty Ballad (Keith Jarrett) 
3. Moving Soon (Keith Jarrett) 
4. Somewhere Before (Keith Jarrett) 
5 . New Rag (Keith Jarrett) 
6. A Moment for Tears (Keith Jarrett) 
7. Pouts' Over (Keith Jarrett) 
8. Dedicated to You (Sammy Cahn, Saul Chaplin, Hy Zaret) 
9. Old Rag (Keith Jarrett)
 

 

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