竹林亭白房

竹林「親子酒」★落語

□本日落語一席。
◆笑福亭竹林「親子酒」(ラジオ関西『内海英華のラジ関寄席』)。
神戸新開地喜楽館、令和6(2024)年10月26日収録(昼席公演)※2024年11月23日OA。
喜楽館という定席で掛けるということは、もしや……と思って聴き進めると、すぐに東京型とわかった。本来の上方落語「親子酒」なら、三場面を描かなければならないから十数分といった尺ではむりだろう。おそらく、上方落語「親子酒」が東京に移植されたときも、そうした発想から現在の型が作られたのだろう。

言わば、今日聴いた竹林の「親子酒」は逆輸入といったことになるが、自分としても東京型で演る「親子酒」を上方の落語家が上演しているのを聴くのは初めてでない。
きっと最初に誰かが演り出して、それを誰か継承されてという流れなどでなく、ごくふつうに東京型は定席で掛けるのに好都合だという感じになって、今や東西はボーダーレスなのではないだろうか。「時うどん(そば)」も「饅頭怖い」も同様だろうか。
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