竹林亭白房

飛梅「八五郎坊主」★落語

□本日落語一席。
◆笑福亭飛梅「八五郎坊主」(NHK大阪放送局『とっておき!朝から笑タイム』)。
NHK大阪ホール、令和6(2024)年9月5日収録(第447回「NHK上方落語の会」)。
マクラで、暴走族のエンジンの吹かしかたで鳴らす音の違いは地域差があるという噺を紹介していたのだが、これは飛梅自身の持ちネタ「アクセル指南」の一節である。
これ、前編聴くとちゃんとおもしろいのだが、今回は、「八五郎坊主」のマクラということで、大幅にカットしたほんの一部だけだったので、客に意味もちゃんと伝わってなかったところがありそうだし、何よりおもしろさが半減なので、実にもったいなかった。

これをマクラで使うなら、持ち時間が三十分以上はある高座でしっかり演じたほうがきっとよい。また期待しよう。

ちなみに、飛梅は、師匠の笑福亭松枝に入門したきっかけは、本屋で師匠の本と出会い、立ち読みして感銘を受けたことだと言っていたが、『ためいき坂、くちぶえ坂』のことだろうか。いったいどのあたりに一人の若者を入門させたくなるような件(くだり)があったか。
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