台風4号が近づく中、箱根へ原付で行ってきました。
その旅について少しずつアップしていきます。
■AM4:00
雨が降り続く中、朝4時に家を出ました。
スタートのメーターは665km。
バイクには着替えとタオル、歯ブラシ、エンジンオイル、
デジタルカメラを積んで出発。
身には財布と携帯電話とカッパをつけて。
台風が近づいているのと、朝早いのとあって、
湾岸道路はすきすきでした。
湾岸をとおり、15号線ととおり、とりあえずは横浜を目指しました。
途中、1号線の案内が出てきて「これに沿っていけば
箱根につける!」と安心したんですけど、これがどっこい。
思わず安心して撮った写真。
雨の中だったの、かなり画像乱れてます。
1号線が途中で有料になってしまい、
有料道路は原付は通れないので、回り道をしなければならないのに、
その看板を見落としたみたいで、迷ってしまいました。
何の道か分かりませんけど、多摩方面にいつの間にか北上して
走っていて、「これはどう考えても違うだろう」ということで、
少し逆戻りをして、コンビニで地図を買って軌道修正。
地図を買うまでは、とにかく看板にばかり気を取られて、
信号に意識が行かず、赤信号にぎりぎりに気づいて急ブレーキを
かけると、スリップして思いっきり右に倒れました。
肩をアスファルトにぶつけ、かなり痛くて、でも立ち上がらないと、
道路の真ん中に倒れていると、邪魔だと思い立とうとしたんですけど、
立てなかったんですよね。
「足を痛めたのか?」と足に目をやると、
足の上にバイクが倒れていて、それで立てなかったのでした。
足の上にバイクよりも肩の痛さの方が勝っていて、
足の上にバイクが倒れていることに全く気付きませんでした。
今、右足は三箇所打ち身あとができています。
カッパは腕の部分、ひざの部分が破けましたが、
出血はありませんでした。
バイクに乗るとき、長袖、長ズボンであることの大切さを知りました。
当初思っていた道とは全然違う道を経由していきました。
途中、秦野を通りました。
ここは、昔、私の友達がすんでいた場所。
「方向的にはあっている」
というアバウトな感じで向かったのでした。
とにかく、東京から神奈川あたりの境目あたりの道路が
私的にはよくわかりませんでした。
でも、もう、大丈夫です。(多分)
あと少しで小田原というあたりで、風が強くなってきました。
「もう、ここまでか・・・」
と本気で思いました。
小田原で宿が取れるのだろうか・・・そんな心配もしながら走りました。
川は今にも灌水しそうな勢いです。
道路と水の高さが一緒。
そんな川沿いを走っていたのですが、
一箇所、水が川から溢れているところがあって、
「あぁ、もうだめだ!」
と思いながら、原付のタイヤを半分水につけて、
ものすごくノロノロと走りました。
「このまま、水にどんどん沈んでいったらどうすればいいんだ?」
なども心配しましたが、それが続くことはなく、
しばらく走ると、また、水がひいている状態の道路になりました。
「箱根まであと10km」の文字が出てくる。
後10kmなら行こう!と思ったのでした。
しかし、それと同時に電光掲示板に目を疑うような文字が・・・。
「箱根全山通行止」
ぜ、前面って・・・まったく山に入れないってことか?
でも、宿は思いっきり、山の中腹なんだけど・・・。
不安に思いながらも止まるわけにも行かず、
(遅くなると台風とぶつかる可能性も出てきたので)
とにかく、宿まで何とか行ってみよう!と思い、何度も出てくる
「箱根全山通行止」
を無視しながらとにかく1号線を走って箱根へと向かいました。
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ちくわぶ
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