えんじゃけん

屋久島の旅(その4)~3日目~

■三日目(2008年8月25日(月))
「縄文杉と永田いなか浜」

■04:00 起床
■04:30 宿出発(宿に朝とお昼のお弁当を用意してもらった)

■05:00 屋久杉自然館駐車場着(約115台)

 平成20年8月1日~30日の30日間は終日、
町道荒川線入口~荒川登山口まで一般車両の乗り入れに
規制がかかります。
ですので、この屋久杉自然観駐車場に車を停めて、
シャトルバスにて、荒川登山口まで行きます。
毎年、夏にこの区間は規制がかかっているようなので、
島についたらまず確認が必要です。

5時の段階では、まだ駐車場は半分くらいしか埋まっていませんでした。
シャトルバスは、AM4:45~6:00まで15分おきで出てました。
私たちは、5:15のバスに乗ろうと思って時間を合わせていったのですが、
人が多くて、次の回、5:30のシャトルバスに乗ることになりました。



あらかじめ、空港にあった観光案内所の往復券の半券を運転手さんに
渡して乗り込みます。
もし、観光案内所で買えなくても、バスの停留所の近くの
椅子(?)のところで、券を販売していました。

中学生以上 往復1,500円(片道800円)
3才~小学生 往復800円(片道400円)

チケットはそのほか、宿泊施設でも売っているようです。
バスのシートにはすべてビニールシートが被されていました。
さすが、雨の多い屋久島といったところでしょうか。
服が濡れていても大丈夫なようになっていました。



■05:30 シャトルバスにて屋久杉自然観駐車場前発

■06:00 荒川登山口着&朝食

 荒川登山口の駐車場にはたくさんの人がいました。
 お弁当を食べている人、準備体操をしている人、トイレ待ちの人。
 私たちも端っこで空いているところに腰をかけて弁当を食べました。
 そして準備体操をして、いざ出発!!
 出発前に登山申請書を出すのを忘れずに。
 申請書は投稿箱に入れるのですが、すでにいっぱいで、
 ギュウギュウでした。



■06:30 荒川登山口出発



まずはトロッコ道をひたすら歩きます。
傾斜はなく、平坦な道が延々続きます。
ツアーのお客さんが多かったです。


橋の上など、枕木から足を踏み外すと下に落ちてしまいそうな
危ない箇所には板が敷かれてありました。
でも、油断して余所見をしていると、足を踏み外しますので
注意をしながらわたります。


朝の光が奇麗です。
木々の間から木漏れ日が差してきます。


オレンジのランプがついているときは、トロッコが
走っているときなんだそうです。
トロッコがきたら、速やかに線路をあけるように
端によってくださいとのこと。
でも、この日はトロッコは走ってないようでした。
屋久島は昔、林業がかんだったらしく、その関係で、
トロッコが栄えていたようです。
山の中にちょっとした集落もあったらしいですよ。
林業が栄えていた頃は。
トロッコの道沿いに、学校跡地がありました。


奥手広場が小杉谷小学校・中学校跡地


■08:30 大株歩道入口着

やっとトロッコ道が終わりです。
ここにはトイレと水場があります。
ペットボトルに水を補充します。

■08:40 大株歩道入口発



休憩を少しして、さて、いよいよ山道に入っていきます。
山道に入ると、いきなり階段が続きます。
結構急な階段の連続です。
何度も後輩に待ってもらいながら登りました。


■08:50 翁杉



■9:00 ウィルソン株
株の中から上の穴に向かって見ると、穴がハートの形に
見えるんだそうです。
ちょっと、うまく撮れませんでしたが、
雰囲気分かるでしょうか?


ね、なんとなくハートでしょ?

このあと、急な登りや階段が続きます。
階段が滑りやすいので要注意です。
途中、水場ありです。
発見したら、すかさず補充。
私、水場で水を汲んで飲むのが妙に好きです。
屋久島の水はミネラルが豊富なんだそうですよ。




■10:00 縄文杉着

しばらく歩くと、上の写真のような大きな櫓が登場。
登山している人の期待が高まります。
そうです。
あの櫓は縄文杉を見るための櫓なんです。
残念ながら、縄文杉の近くには行ってはいけないことになっています。
あぁ、縄文杉に抱きつきたかったのになぁ。

さ、櫓を登ると、ド~~~ンと縄文杉が見えてきます。
ものすごく大きいです!!
こればっかりは写真では分からないと思います。
高さもですが幹の幅も半端じゃありませんでした。


縄文杉根元


縄文杉真ん中あたり


縄文杉上のほう

しばし、呆然と見ていたり、写真に撮ったり。


櫓から縄文杉を見ている人々。
櫓の下になにやら黒い板が並べられていました。


拡大するとこんな感じ。
一体なんなんでしょうね。


■10:20 下山開始

帰りも来た道と同じ道を通って下山していきます。
残念ながら、この櫓の上で縄文杉を眺めながらの食事は
禁止されています。
ということで、下りながら食べれそうなところで、
昼ごはんを食べようということに。
まぁ、時間もまだ早かったしね。
のぼりは結構、同じ方向の人が沢山の人がいたのですが、
帰りは同じ方向はほとんどいない状態で逆流な感じでした。
大王杉付近には登り途中のツアー客が昼食をとるラッシュが
起きていました。
場所取りで混雑していました。
「ちょっと、これは食べれそうにないね」と後輩と話しながら、
ウィルソン株のところまでがんばろうということになりました。


■11:30 ウィルソン株着

行きのときは、混雑していたウィルソン株ですが、
この時間帯はほとんど人がいない状態でした。
ベンチが沢山あるので、ベンチに腰を掛けて弁当を食べました。
後輩は、弁当のあと、もう一回ウィルソン株の中に入って、
ハートを撮ってくるということだったので、私はベンチに
腰をかけて後輩が出てくるのをぼんやり待ちつつ、
休憩していました。


■12:00 下山再開

ここからは、もう登りの人にはほとんどすれ違いませんでした。
前後にもほとんど人影はなく、たまに後ろから、足の速い人が
追い越していくといった感じでした。


■14:20 荒川登山口着


帰りは速いものです。
でも、やっぱりトロッコ道は長い!!
荒川登山口の傍らにトロッコ発見。
あぁ、乗ってみたいなぁ。
昔は山の中の集落の人たちの足としても活躍したようですよ。
トイレをすませ、なんと、帰りのシャトルバスの始発に乗れました。
帰りは14:30~18:00まで30分おきにバスが発車しています。
私たちの中では18時に間に合わなかったらどうしようって
気持ちで登りは焦って結構急ぎ足で登ったのですが、
どうも、計算間違いだったようです。(汗)
往復10時間といわれているんですけど、
6時半に出発したんだから10時間かかったとしても、
16時半には下山れきるんだから全然問題ないはずなのに・・・。
結局は、8時間ほどで往復できました。

■14:30 シャトルバスにて荒川登山口発

■15:00 屋久杉自然観駐車場前着

屋久杉自然館前駐車場に着きました。
なんだかもう立っているのが辛い状態に。
もう、宿に戻ろうと後輩と話し、車を宿へと走らす。
しかし、ただ買えるのはもったいないので、
スーパーや薬局に寄りたいと後輩にいうと、
賛成してくれて、帰りに空港近くにあったスーパーに
よることになりました。

■16:00 Some's着(空港近く)



スーパーとホームセンターが合体したような店です。
私が気に入ったコーナーは・・・


殺虫剤まつりコーナー。
写真をあとで見て気づいたんですけど、
殺虫剤のコーナーだったんだなぁって。
私は、最初、ハチやムカデの浮き輪のようなものかと
思ってて、斬新だなぁと思ってたのですが、
殺虫剤のためのディスプレイなんですね。
右隣が海グッズだったので、思わず海グッズかなぁと
思いましたよ>ハチ、ムカデ


私はここでアイスとコーラーを購入。
アイスは白くまのマンゴー。
鹿児島って白くまの本場なんですね。
知りませんでした。
ちゃんとひとかけら、マンゴー入ってましたよ。
美味しかったです。

アイスとジュースを飲むと、なんだか元気が復活!
ということで、宿には向かわず、1日目に雨で降りることが
できなかった亀の産卵地で有名な永田いなか浜へと
向かうことにしました。




■16:30 永田いなか浜着

海水の透明度が高いです。
砂もきれいです。
ここに海がめがやってくるのですね。
少し潮溜まりで遊びました。そして、散歩をしました。
後輩は大きな岩に登って足が届かなくてなかなか降りれなくなったり、
(どう助けていいんだか分からなくてオタオタしたけど、
なんとか後輩の自力で降りられた)
また、砂浜の段差のある角を歩いていて落ちそうになったり・・・、
(それは手をひいて、落ちないように助けれました)
無邪気でかわいらしいです。


砂浜の段差はこのくらいあって、こんなところに海がめは
くるんだなぁとちょっとびっくり。

浜を歩いていると、亀の産卵場所発見!



人が入ってはならないようにロープがされていました。

■17:00 いなか浜発

■17:30 宿着

お風呂に入る

■19:00 晩御飯

なす、美味しかったです!

部屋に戻って、一緒にテレビをしばらく観ました。

■21:00 就寝



屋久島の旅(その5)~4日目~につづく

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