青山のブルーノートでのライブです。
ほぼ、毎年行っているんですけど、ピアノとベースと
ドラムの三人で演奏するんですけど、ものすごく音がかっこいんですよね。
ぜんぜん物足りなさがないっていうんでしょうか。
なんで、三人でこんなに音が濃いの?って感じ。
濃いけど軽やか、スカーンと抜けた心地よさがある。
ドラマがバァ~~~とたたいた後、静かな間が少しあって、
そのあとにピアノが入るってところがあったんですけど、
あんまりの音の格好よさに涙でました。
音だけでも、こんなに感動を与えるんだなぁって
正直びっくりしました。
歌の間奏の部分でこんなに感動したのって初めてかも。
矢野顕子は今回、やけに、
「誠心誠意を込めて・・・」
「命を懸け・・・」
という言葉を使ってました。
それくらい、心を込めて演奏しますってことなんですけどね。
今年、矢野顕子は三十周年なんですよ。
それで気合がより入ってたというのもあるのかも知れません。
とにかく、今回のライブはすごくレベルが高かったように思います。
いつも高いと思っているんですけど、今回は特に。
年々成長、進化していっているんでしょね、まだまだ。
矢野顕子に詳しい友人が言っていたんだけど、
矢野さんも10年前はとんがってたんだそうです。
でも、今はすごくほんわかした雰囲気を持っているんですよね。
語りが楽しいっていうか。
けど、音楽(自分)に対しての厳しさってものはちゃんと持ってて。
私もあんな年のとり方をしたいもんだ。
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