えんじゃけん

クリムト

先日、映画「クリムト」を見てきました。

映画館の中には私を含め、三人の観客しかいませんでした。
んで、内容なんですけど・・・
とっても意味が分かりませんでした。
病院で死を間近にしたクリムトが過去の自分の繁栄した時代や、
苦労した時代を思い出すんですけど、それに妄想の世界まで
入ってくるので、もう、何がなんだかって感じでした。

とにかく、クリムトは昔ながらの伝統の美を賞賛する芸術集団の
アカデミーからはその装飾的な絵画が嫌われていたようです。
でも、それに対してクリムトはくじけることなく、自分の美を
追求したようです。
ときには、その絵がスキャンダルを生んだり、それによって、
自分の立場が危うくなったりとあったようです。

それと、クリムトは30人の子どもがいたそうです。
なんで、そんなに子沢山なのかというと、
彼は、モデルに触れなければ絵が描けないと言っていて、
それを実践してた人だからだそうです。
すごいですよね。
子どものできる確立から考えると、女の人とかなり関係を
もったんだろうなぁと思いました。

そして、精神を病んでいる母と姉がいたことも分かりました。

・・・それにしても、この映画は私には難しかった。
そのほかに、宗教的背景や時代的背景も説明とかはなしに、
当たり前の常識として盛り込まれていて、そういうのに
疎い私は、?と思うところが多々ありました。
もっと、海外の歴史を学ばなくてはなりませんね。
はい、世界史とってないんですよね。

たしか、私たちのあとの世代から必修になったように思います。
文系の子は必修だったけど、理系はそのころまだ必修じゃなかったんですよ。
最近、世界史の未履修ってことが騒がれて、なんかのテレビで、
「世界史なんて必要ない」という発言をされている人がいたんですよね、
「あんなの単なる暗記だ!」みたいに。
でもね、それぞれの国の持つ背景を知ることってすごく今の年になって、
大切だなぁと思うんですよ。
あ、海外の映画を楽しむために・・・っていうんでなくて。
・・・まぁ、それも一理あるんですけど、
歴史って人が辿ってきた道すじであるわけですから、
それから(道筋から)学ぶことは多いでしょうし、
よその国では常識とされている部分を知っておくことは
よその国の人に会ったり、実際に自分がその土地に足を踏み入れるときに、
かなり有効に思えるんですよね。
日本では、そんなに意識しないような言葉でも、よその国では、
ものすごくタブーだったりすることもあるじゃないですか。
そういうのって歴史的背景もかなり関係しているんじゃないのかなと
思うんですよね。

ということで、私、実は歴史の本を買ったのでした。
はい、ちょこちょこですけど、勉強していこうと思っています。
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