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えんじゃけん

一人旅~岩手編・2日目その1「花巻」

朝6時半におきました。
そして、7時から始まる朝食バイキングへ。

みんな、好き好きな食べ物をとってのんびりとした雰囲気で
食事をとっている。
おばあちゃん、おかあさん、孫の三代で泊まっているお客も
いるようである。
「○○くんはランドセル何色にしたの?」
「何でしょう!」
「黒?」
「違う!」
「茶色?水色?黄色?赤色?」
「違う、違う、違う、違う」
二色目に茶色を出すか?と思いましたが、入学前の家族三代での
旅行っていうのもいいなぁと思ってその話を聴いてました。
結局は青色なんだとのこと。
「今はいろいろな色が選べていいねぇ」とおばあさん。

ご飯を二杯食べてたらふくになった私。
卵焼きが一番おいしかったです。
あと、卵サンドイッチも!(って、卵好きな私)

さて、お腹もいっぱいになったことだし!
ということで駅に向かって歩いていきました。
はい、レンタカーに決めました。
I-modeで調べると日本レンタカーが駅に近そうだったので、
そこで借りようと思い向かいました。
24h営業だし、いざっていうろきにいいかなとも思ったので。
しかし、車がもう商業用のバンしかないとのことでした。
別にいいけど、値段が倍になってしまうので、
ちょっともったいないなぁと思って断りました。
「さて、どうするかな・・・」
と思って外に出て考えていると、すぐ近くにレンタカー屋が。
オリックスレンタカーです。
ここは8時~20時経営だったんですけど、
でも、12時間で借りようと思ってたわけだし、いいか!と
思ってそこで借りることにしました。
そこでは借りることができました。

そこで、行き先の予定を聞かれて、
「花巻に行って、遠野にいって、そのあと海の方まで
行きたいんですけど、時間的に無理でしょうか?」
すると、レンタカー屋さんは、「無理ではないですけど、
ちょっと運転する人がハードになるかな。」と答えてくださいました。
花巻まで一時間、そこから遠野まで一時間、海まで一時間、
そして、海(釜石)から盛岡まで三時間とのこと。
「でも、新しい道ができましたよね。だから二時間半で帰って
これるんじゃないですか?」
ともう一人の店員さんが話してくれました。
「新しい道か・・・」
その段階では、無理だったら海はやめようと思っていたので、
何の気なしに聴いただけだったのでした。

さて、まずは花巻に向かいました。
ナビのタッチパネルの感度が悪くて、なかなか入力できず、
15分くらいロスしましたが、なんとか入力できて出発!
一時間ほどで花巻につきました。
花巻あたりにくるとほとんど車が走ってない田んぼと田んぼの間の
ずっと視界の開けた中を走っていきました。

まずは、イーハートーブ館に行きました。



そこでは絵画展をしていました。
そしてそのあとに、宮沢賢治記念館に行きました。
イーハートーブ館から続いている山道(宮沢賢治の森)を歩いて
7分くらいで宮沢賢治館につきます。
途中、花壇や花時計などもありますが、季節柄花は咲いてませんでした。


結構急な上り坂です。
車で別ルートで記念館まで登ることもできます。


道の途中途中にミミズクの街灯があります。
なんでも賢治は原稿の裏なんかにミミズクを好んで描いていたようで、
それにちなんで、ミミズクの街灯にしているようです。


その小路の坂道を登りきるとこんな看板があります。
ちょっとした遊び心ですよね。
実際に賢治はこういったメッセージを黒板に書いて自分の居場所を
知らせたんだそうですよ。


ずっと奥に見える建物が宮沢賢治記念館です。

ここでは、賢治の一生をショートフィルムで紹介しているコーナーが
あって、それを観てつい涙してしまった私です。
私もまだまだがんばれる余地があるなと思わされました。
賢治はいろいろなことを考えて生活してたんだなぁということが、
そのショートフィルムから伝わってきました。
そして、とても苦労もしたんだなということも分かりました。



そのあとに、宮沢賢治童話村ってところに行ったんですけど・・・
ここは比較的に新しい施設なんですけど、なんとなくお金に使い方が
もったいないなぁという印象を受けました。
一応は、どんなテーマで建てられたかというと、
「賢治の精神に触れる楽(学)習施設」ということです、が。

中を一部紹介すると・・・

宇宙がテーマの部屋や・・・


風がテーマの部屋や・・・


宮沢賢治が好きだった青がテーマの部屋や・・・

なんかちょっといまいちなんだよなぁ。
中途半端というか。

あと、その周りにログハウスが何軒か立っているんだけど、
そのひとつひとつが自然や文化など何かのテーマで作られていて、
小学生が勉強するのに使えるような施設になっていました。
私的にはオーソドックスな宮沢賢治記念館の方がいい感じでした。

童話村の出口あたりにこのような柵が!


こ、これは!!
「空海千響」で見た梁川鹿踊の獅子ではないか?!
このあたりの踊りなんですね。
この踊り、すごくよかったんですよね。
再会になんだか感動!

さて、駐車場に行くと、見たことない機会が雪を飛ばしてました。

こうやって固まった雪をばらばらにして溶かしていくんですね。
写真では煙が立ち上っているようですけど、これ雪を噴射しているんですよ。


そのあとは遠野へ向かいました。
続きは「その2」で。
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