もう内容を知っているからか,見た後は1回目のような
ずどんとした感じはありませんでした。
あと,もう内容を知っている分,松さんの演技を存分に
楽しめました。
「あぁ,やっぱいい役者さんだ~。ずっと応援してきてよかった~」と
思いながら見ていました。
松さんがレストラン(喫茶店?)からの帰りになくシーン。
あの松さんはまさしく私がほれた松さん!
ずっと昔,舞台で捨て身というか,自分のすべてをかけて
芝居している感じがすごい!!って思ったんですんです。
それをきっかけにファンになったのですが,
今回のそれはそのころのその松さんを思い出させる迫力が
ありました!!
それはさておき・・・。
この物語,それぞれの主観から物語られていくんですよね。
だから,たま~に(頻繁に?)真実からゆがめられていることが
出てくるんですけど,それより,何より驚きの主観は,
私自身という・・・(汗)
私,ずいぶん,自分の色眼鏡でこの映画を見てたんだなぁって。
そう思うシーンがしばしば・・・。
おもしろいですよね。
やっぱ同じ現象でも,人によって本当に様々に受け取っていて,
ずれがあろうとも,それぞれの中ではそれが真実になってたり
するんでしょうね。
んでもって,それを崩そうとおもっても本人が真実だという
強い思いがあれば,それはそうそう崩せるものじゃないんでしょうね。
また,その思い込みがもし,大勢の人間に広がるなら・・・
それが集団心理ってもので,よりそれは真実のように語られ,
ほんとうに真実に近いものが排除されたりなんかもするんでしょうね。
そのほかのクラスメイトたちは深くは描かれませんが,
集団であることが,悪を正義のようにできてしまうという・・・・。
その他大勢にならないよう,自分の考えが持てるよう,
でも,自分の考えが思い込みでないようにするように・・・
・・・それって,難しいなぁと思うのでした。
でも,そうでありたいです。
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