これから見に行く予定の人はここから先の感想は
読まないことをおすすめします。
でないと、新鮮な驚きがないでしょうから。
とにかく度肝を抜かれる展開です。
「大日本人」って・・・そうなんだ!!ってな感じに。
感想いきますよ!
「大日本人」なんかなぁと思いますよね。
これまたすごく度肝を抜かれたんですけど、
これ、ある職業の名前なんですよね。
松本さんは、主役なんですけど、「大佐藤」って役で、
「大日本人」なんです。
最初は、インタビューの取材形式で始まります。
そのインタビューを聞きながら、
大佐藤さんはいったい、どんな職業で、大日本人って
なんなんだろうなぁって思うんえですけど・・・
言葉どおり、「大きい日本人」なんですよね。
大きいは大きいでも、ウルトラマンとかのように、
必要なときに大きくなって、怪獣と戦うという・・・!!
え?!なんだなんだ??!!!
って本当に度肝抜かれました。
はい、いちおうヒーローものなんですよね。
けど、完璧なヒーローってわけでなく、
今は下火なヒーローで、ご近所では嫌われ者。
強い相手からは逃げ出してしまう・・・そんなヒーローなんですよね。
怪獣と戦うところなんかは、CGなんですけど、
これがすごくリアルな感じですごかったですよ。
松本さんはすごく筋肉もりもりの男前(?)でしたし。
最後の最後も・・・ね。
「ここから実写版でお楽しみください」
ってな文字が大きく出たと思うと、着ぬぐるみになってるし、
敵もすごくかわいいしょぼい感じになってるしで・・・??!!
それに、ウルトラの家族のような人たちが出てきて、
姉が一生懸命新聞紙を丸めてのりで止めて、
それを兄が使って怪獣を叩きのめしたり・・・
ウルトラの赤ちゃんを家族で殴り飛ばしたり、蹴飛ばしたりして、
相手の怪獣にぶつけたり・・・!!
なんなんだ?この家族?!って感じで、最後は怪獣の
服を脱がしてビームで粉々にして勝利するという・・・。
そんな家族に連れられて、その家族の食卓に招かれた
大日本人は、その家族のダメだしの会話を聞きながら、
そして時には大日本人がダメだしされながら、
それにエンドロールが被さって終わるという・・・。
でもね、一応は日本の四季だとかも意識しつつ、
そして、街角インタビューも入れているんだけど、
日本人の気質をすごく表現してるなぁと思えたり、
また、「大日本人」は家業扱いで、昔は栄えていた時代があり、
たくさんの同職の人がいたが、今では大佐藤家だけが
やっているとか・・・、これって日本の職人に当てはまるなぁなんて
思ったり・・・なんとなくね、日本を表現した映画なのかなぁって。
そんな気がしました。
佐藤って日本で一番多い苗字なんですよね。
それに大をつけているっていうあたりも、なんかね、
面白いなぁって思ったわけです。
ということで、結構今の日本を縮図したような作品となっていたように
思いますが、好き嫌いは確かにわかれるかなぁって。
少しお下品なところもありますし。(少しか?)
そういうのが嫌いな人にはちょっと受け入れられないかもなぁと
そんな気はしました。
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