Kent Shiraishi Photo Blog

北海道美瑛町の大自然や身近な写真を、
海外へ配信するArtistの呟き。

8K時代は繊細な色表現が可能!

2015年11月20日 | 世界で通用するArtistになるために学ぶ!
8K時代は繊細な色表現が可能!
僕の現像(創作)は絵画を描くようにします。
そして一番大切にしているのは色調、すなわち色のトーンです。

毎回書いていますが、今回も書きます。
これから書く発想はもちろん僕自身の発想です。
他人の発想は分かりませんから…。
またこれから書く事を読んで、
「それは違う!」と突っ込まれても困ります。
もし違うと思えば、それはそれで良いでしょう。
100人Artistがいれば100通りの発想があります。
それがArtist(アーティスト)ですから。
・・・・・・・・
それでは早速作品をご覧下さい。


Mt. Asahi & Larch.『旭岳と落葉松』
Biei in Hokkaido,Japan. 北海道美瑛町
旭岳は北海道で一番高い山です。
Mt.Asahi is highest in Hokkaido.I took this photo with a small compact camera without a viewfinder.If you want to see this photo in high resolution, please look at the following site.
Mt. Asahi & Larch
Thank you for your interest in my photographs.I always appreciate it.
Kent Shiraishi

Camera : Panasonic LUMIX GF3
Lens : Panasonic LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm/F3.5-5.6 ASPH.
The Set of the camera and the lens is very cheap.
(Maybe less than 30000yen.)
Panasonic GF3

今回撮影に使用した機材は、今中古で買うならカメラとレンズ合計で3万円以下だと思います。僕はとりあえずあるカメラは何でも使います。道具は良い写真を撮るためにはたしかに関係あります。しかしこの程度の写真を4Kで観賞するために撮るのなら関係ありません。機材の性能を最大限に発揮する!ようするに使いこなせるかどうかが大切だと思います。

また8K時代は今までより繊細な色表現がもっと可能になるはずです。前回書きましたように、「色彩の天才」が世界で活躍するようになるでしょう。
今現在僕が素晴らしいと感じた二人の天才がいます。ちなみに彼らは二人ともアマチュアのアーティストです。ようするに商業写真家ではありません。だからこそ素晴らしい作品が創作出来るのだと思います。残念ながらご本人の承諾を得ていないのでここではご紹介出来ませんが、8K時代には世界で必ず頭角を現す事でしょう。何度も書きますが、8K時代は大きな変革が写真界に起こるはずです。本当に楽しみにしています。

ところで、上の写真ですが、
僕の現像(創作)は絵画を描くようにします。そして一番大切にしているのは色調、すなわち色のトーンです。
色には3属性(色相・明度・彩度)があるのはご存じだと思います。このうち明度と彩度をトーン(色調)という概念で日常的にとらえています。
この色調の表現は教わって出来るものではありません。これはその人それぞれのセンスです。
小さなコンパクトサイズのカメラで撮ろうと、色に対して意識を持てばかなりの作品になります。

ちなみに世界の写真サイト500pxでの評価をご覧下さい。
僕の様に他人の作品に殆ど「いいね!=like」しない者には「友達票」はありません。
この作品を見てどう感じたかが数字に表れます。
Mt. Asahi & Larch
ご覧の様にかなりの評価を得ています。
もっともこのサイトに参加している方達だけの評価ですから、あくまでも参考程度ですが、それでも一つの目安にはなります。つまりもしこの作品の「色調」を大きく変えるならば、たとえ構図や露出が良くても高い評価には成らないという事です。
むしろ構図的にはごく普通の構図であり、ありふれた情景です。それを「色」と「光」で作品力を高める事が出来るかどうか?
これはとても大切な事です。また今後皆様が学習する際にぜひこの事を考えて頂きたいです。

それから実はこの撮影と同時に、別なカメラでも同じ場面を撮りました。既にその作品は世界の画商に販売したためここでは紹介出来ませんが、上の作品との違いは緑色の麦畑で真っ赤なトラクターが作業をしていました。
それだけでさらに違った作品になります。同じ色調の中にワンポイント全く違う要素が入るからです。

ここで次の写真もご覧下さい。


"Kent Shiraishi's fashion at street"

僕自身の写真で恐縮ですが、今の季節でしたら、旭川市でもNYでもLondonでもこんなファッションで歩きます。
(#^.^#)
さてこのファッションですが、良く見て頂くと緑色の髪は別として、赤いサングラスと背中の白いバッグを取ればごく普通の装いです。
紅葉色のオレンジのジャケットに葉っぱや小麦畑の緑をアクセントにしています。ようするに秋の色調(トーン)でまとめています。
そこに全く違った色調の(赤と白)を配色したから目立つのです。
同じ様に上の作品で赤いトラクターが一台あるとそれはとても目立つ事になります。
問題はその配色の大きさ、配置です。それはセンスでしょう。
このように僕はファッションでも色調を考えます。またそれがとても楽しいのです。
(#^.^#)
最後に次の写真をご覧下さい。


Autumn Colors

これは一度モノクロにした写真に自分で好きな色をつけています。
そしてこれは僕の普段の練習です。
ようするに自分で全体の色調を考えながら時々大きく色を変えています。色調(色のトーン)のバランス感覚が大切です。良く見て頂ければ分かると思いますが、ベンチの色も工夫しています。
全体で見てどうか?この感覚を養う必要があります。
写真の上手な方はこの感覚が優れており、下手な方は違和感があるのです。ご本人が気がついていない場合が多いです。もしレベルUpされたいなら、センスの良い方に見て頂き指導を受けるのが上達する早道です。
こんな訓練というか学習も色に関するセンスUpには有効だと思います。

いずれにしましても、かつてフィルム時代に考えていた写真とは大きく変わりました。
まして近い将来8Kフォトが普通に使われる様になれば、シャッターチャンスという考え方・概念そのものが変わってしまうでしょう。
このブログをお読みの皆様はどうか頭を柔軟にされて、まもなく来る8K時代を迎えて下さい。
科学の進歩は誰にも止められません。もし止まるものがあるのなら、それは・・・です。
このブログ読者の皆様ならお分かりですね!




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Kent Shiraishi is a Photo Producer and SAMURAI Photographer.
When it comes to art and design, the hottest thing out of chilly Hokkaido is photographer Kent Shiraishi. Mac enthusiasts working on the Apple operating system probably already have one of his simple yet arresting photographs – “Blue Pond and First Snow” – as wallpaper on their laptop screens. The Blue Pond, which Shiraishi has captured in every season, is fed from a volcanic hot spring, so its hyper-natural turquoise color can be partially explained by the presence of minerals.




Professional & SAMURAI Photographer Kent Shiraishi
Kent Shiraishi Photography Workshop & Hotel

★Facebookページ
Kent Shiraishi Photography

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ここからは、Kentの宣伝広告なので、興味のない方は読まれなくても結構ですよ!…笑。



ケント講座の人気講義の一つ「動画講義」をちょっとだけご覧に入れます。
以前ある方に、数枚の素人写真を見せられまして…「これらの写真の中から3枚選んで、現像と解説をして下さい…。」そのようにお願いされました。講座の中で詳しく講義しているんですが…写真にとって最も大切な「訴求ポイントと絵心」の話にも繋がりますので、ぜひご覧ください。

『絵心で駄作を作品にする!』(約12分間)


2018年3月からは、8Kモニターを使い、「現像とプリント制作の講座」を開始。ソフト「Lightroom」を使った現像をしっかり学び、モニター画像とプリントの色合わせや基礎的な印刷方法、さらには額装の仕方も学ぶ。
また同年春には講座内でフォトコンテストを開催。
優れた作品35点を選出して、札幌市内のギャラリーカフェにて展示しました。参加された皆さんの楽しい雰囲気を次の動画でお伝えします。

★科学的写真術講座 受講生作品展 オープニングパーティー
(撮影:Hideyuki Nakatani)


さらに講座では受講生が投稿した写真を動画で講評する事もしています。さらに世界に発信するための「意識」について、ブランディングを交えた講義もしています。また僕が提供するTiffやRAWデータを受講生の皆さんが現像する課題も行っています。
そして…
僕の写真術講座は受講生が全国にいるので、皆さんが各地で盛んにオフ会を開いています。受講生の皆さんが自ら積極的に活動するのもこの講座の大きな特徴の一つだと思います。
2017年4月は受講生の協力によって、東京のソニーストア銀座で公開講義、および六本木のDMM本社で写真講評会を開催しました。そして11月は九州の長崎から始まり、そのまま北上しながら、全国で受講生だけの写真講評会・懇親会を開催しました。

また2018年7月に、北海道室蘭市で開催された「撮りフェス」では、『ケント白石賞』まで作ってSONYの最新カメラを賞品としてプレゼントさせて頂きました。
★室蘭「撮りフェス」は最後に『ケント賞』で盛り上がって無事終了しました!


全国で写真講評&講義


時には自ら撮影モデルに成ることも…笑

そして嬉しい事に、今現在世界中のフォトコンテストで入賞者が相次ぎ、嬉しい報告がどんどん寄せられています。
入会金はもちろん無し、一ヶ月単位で入退会が自由。いつからでも入会出来、いつでも退会出来ます。
さあ「科学的写真術」を学びたい方は次へどうぞ!すでに多数の皆さんが受講されています。
『ケント白石の科学的写真術講座』