Kent Shiraishi Photo Blog

北海道美瑛町の大自然や身近な写真を、
海外へ配信するArtistの呟き。

写真術上達の効果的な学習方法は?

2014年08月16日 | カメラ&写真
写真術上達の効果的な学習方法は?

初心者の皆さんが効果的に上達する方法は何か?
写真術の本を買って読む。
写真教室に通う。
達人に写真を見て頂きアドバイスをもらう。
もちろん全て正しい方法です。
どれでも好きな学習方法で勉強されたら良いと思います。

ただせっかく僕の「科学的写真術講座」を受講されるなら、
最も効果的な方法で学んで頂きたいです。

例えば昨日、夕食後に「科学的写真術講座」を受講された方は、
昨日の日中美瑛町を観光しながら撮影した写真をそのままカメラから出して、
4K-TVで僕と一緒に観賞しました。
その写真を一通り拝見しながら、
僕はその方の実力を判定し、
今後に役立つ適切なアドバイスを致しました。

この学習方法は二つの点でとても効果的です。
まず第一に、当日撮影したばかりの写真ですから、
撮影現場の状態・状況、また露出設定等に関しても記憶が鮮明です。

記憶が鮮明なうちに学ぶ事が最も効果的である事は言うまでもありません。

二つ目にこれが一番大切な事ですが、
65インチの大きな4K-TVで観賞する事で、
小さなカメラの背面液晶では全く気がつかなかった事が良く分かります。

手振れやピンボケはもちろんですが、
構図や露出に関しても細部まで見る事が出来ます。
同時に僕の写真と比較しながら見て頂くと、
尚いっそう学習効果が上がります。

また時々プリント写真をお持ちになる方がおられますが、
それはそれでかつてのフィルム時代と同じ様にご指導させて頂きます。
しかし、デジタル時代の現代は、
プリントする技術と撮影技術は別な技術として考える。
これが僕の考えです。

まず撮影技術があり、そして現像技術、最後にプリントする技術です。

よってまずはご自分が撮影された写真(データ)で撮影技術をきちんと学習する。
そしてあるレベルに到達してからプリント技術を学ぶ方が効果的だと思います。
まして小さなプリントをお持ち頂いても学習効果は低いです。
小さなプリントでは細部まで分かりませんし、
印刷する人と機械によって結果が変わります。
特に色が大きく変わってしまいます。

大切な事はご自分で撮影された写真(データ)から学び、
その質を今後高めるように学習する事です。

まずはご自分で撮影された写真(データ)、それもある程度の大きさ、
出来れば横写真で長辺4000px位のデータサイズでお持ち下さい。

4K-TVはこれからどんどん普及するでしょう。
普通にこのTVで写真観賞する時代になるのです。
小さなプリントではごまかす事が出来ますが、
4Kではそれは無理です。

ご本人の実力がすぐにわかります。
よって僕は適切なアドバイスをする事が出来ます。

たった一度僕の講義を受けるだけで、
明日からあなたの撮影に対する「意識」は大きく変わるはずです。

『意識を変える事が上達への最も早い近道なのです。』

科学的であるという事は論理的でもあるという事です。
僕は学生時代から数学が好きでした。
写真術に関しては、
全てを「センス」という言葉で語るつもりは毛頭ありません。
そのかなりの部分は「科学的・論理的」に学べるのです。

無駄な時間を費やさず、
今日学んだ事が次回から直ぐに活かせるような講義が大切です。

僕はこれまでもずっと書いて来ましたが、
デジタル時代はフィルム時代とは違います。
もし同じ発想、考え方で学ぶなら、
とても効率が悪いのです。

せっかく使うカメラが最新でも、
発想がアナログ時代のままなら…
上達のスピードもアナログ時代の様に遅いでしょう。
せっかく学ぶなら、
科学する心を持ちましょう。

僕も皆様が上達できます様、
少しでも皆様のお役に立てるように頑張ります。

まずは恥ずかしがらずに、
ご自分の今の実力で撮影された写真データをお持ち下さい。

最後に2枚の写真をご覧下さい。
どちらも現在最高の3600万画素の一眼フルサイズカメラで撮影しています。





どちらも冬の早朝、
小川周辺と太陽を撮影しました。
上の写真は2年前の冬、
下の写真は今年の冬撮影しました。

僅か2年でカメラは大きく進化・進歩しました。
今まで出来なかった表現が出来るようになったのです。

この作品の違い分かりますか?
センスがどうとか言ったところで、
撮れないものは撮れません。
逆に科学が進歩する事で撮れるようになる被写体もあります。

日本の素晴らしい技術者達が日々切磋琢磨して新しいカメラとレンズを作っています。
僕達も日々努力してそれを十分に使いこなしたい。
僕はそう考えて精進していきます。
(*^_^*)
ケント白石

北海道を世界に売り込む侍写真家
Professional & SAMURAI Photographer Kent Shiraishi
ケント白石 写真家の宿「てふてふ」
★ケント白石 写真家のCafe
Open Time : 13時~17時 不定休 写真術講座開講中

★Facebookページ
Kent Shiraishi Photography
Google+

ブログ村「写真講座」ランキングに参加しております。
今回の内容がお役に立ちましたら一票投票お願いします。出来るだけ多くの方に読んで頂ければと思います。
下記「写真講座」ボタンクリックで一日一回だけ投票できます。

にほんブログ村 写真ブログ 写真講座・教室へ