福岡タワーとの対話

タワーと出会い早30年。動画制作にも意欲を持つ令和版高齢者!

ニッポンの冬(23) 背振情景(氷結)

2013年12月31日 16時46分08秒 | 背振の四季
大晦日の今日は、午前中の曇空からようやく晴れ間が見え隠れ。
夕方になり夕陽が沈む時間になった。2013年最後の夕日が沈んでゆく。
日中の温度は10℃前後まで上がり、ここ数日穏やかな年の瀬である。
朝方、特養の施設に母を訪ねる。
93歳を迎えた母、今年は母にとってどんな一年だったのだろう。もっともっと長生きして欲しい。

平野部で気温が3℃近くまで下がると、背振・室見川源流近くの渓流で氷結が見られる。
山頂付近から流れ落ちる渓流、岩に散った雫が一晩かけて氷の造形を創り上げる。

膝まで積雪をラッセルしながら、目指す岩場に分け入る。
三脚とバッグを背負い、顔以外全て防寒対策万全だ。
厚みのある氷結部は被写界深度が深いため、ある程度絞らないと立体感を得られない。
しかも陽の差さない岩場は見た目以上に暗く、シャッター速度も遅くなる。
ISO感度50のVelviaだと更に遅く、従って三脚とリモートレリーズは必須なのだ。
吐く息で曇るファインダを時折拭いながら、80/200mmズームレンズで慎重にフォーカスする。
ピントの山がなかなか定まらないが、レンズのAFを信じて前後±0.5の露出補正をかける。
出来上がったコマを見て、撮影の苦労も吹き飛んだ。


Minolta-α9000+80/200APO Fuji Velvia 2000年代初頭冬 佐賀県背振山頂付近


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