これは非常に思い入れのある一枚である。風景写真初期の作品で、福岡県浮羽町へ行った時のもの。現地に着く前から雪がちらつき、現着した時には本降りの雪になった。筑後平野を流れる巨瀬川源流近くに響きの良い名前“調音の滝”というタイトルに惹かれここまでやって来た。かろうじてチェーン無しで登れたがいかにも無謀な頃だ。
雪景色に思わず興奮し、三脚をセットするにも気ばかりが急いてしまったのを記憶する。なんてことのない一コマだが、ある意味で私の風景写真の原点かもしれない。
Minolta-α9000+28/135mm kodak Ectachrome 1980年代冬 福岡県うきは市浮羽町
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雪景色に思わず興奮し、三脚をセットするにも気ばかりが急いてしまったのを記憶する。なんてことのない一コマだが、ある意味で私の風景写真の原点かもしれない。
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