飛ぶ雲、そして落陽。タワー前庭 before

タワー前庭にて。上空の風強く、雲が次々と飛んでいった。
恐らく1990年～1991年の撮影かと。
1996年6月に開館した福岡市総合図書館の建設の兆しも見えない。

1990年10月に開館した福岡市博物館くらいしか目立った建物もなく、むしろそのことが風景を撮るのに好都合であったと思う。

恐らく、博物館開館間もない頃に撮ったのではないか。であれば、撮影時期は1990年10月以降翌年の2月頃の間ではないか。
となれば、23年前の頃に撮ったことになる。ポジフィルムのマウントにメモしていないので何とも言えないが。

風景の中に建物が出来る前と後で、おおよその時期が想定できる。
冬の夕暮れは「釣瓶落とし」というが、この日も早々に日が暮れてきた。
タワーの足元はスッカラカンの時代。
三脚を好きな場所に立て、どのアングルからでもタワーを捉えることが出来た。そんな時代であった。


Minolta-α9000+2/135mm Fuji RDP　1990年代初頭 福岡市早良区百道浜


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