福岡タワーとの対話

タワーと出会い早30年。動画制作にも意欲を持つ令和版高齢者!

母の生命力

2017年07月29日 07時31分54秒 | 閑話休題
2017年7月29日土曜日、天候晴れ。午前6時55分現在時外気温26℃湿度93%、西南西の風2m/s。

昨日は、母の生命力に驚き感動し、あらためて感謝した一日だった。

一昨日、入居中の特老施設から、九十六歳の母の様態が良くないとの連絡があった。
病院で診察の結果、大事を取っての入院となった。
翌日、検査結果の説明もあり家内とともに主治医と会った。
主治医の説明は予想外の内容だった。

母の大腸に穴が空いている可能性があり、このままだと腹膜炎を発症し命の危険があるとの内容だった。
緊急の手術の必要があるとの説明に、息を呑んだ。
主治医は、開腹し穴の開いている箇所を切除の後に、人工肛門をつける手術だという。
手術でなければ腹膜炎は避けられない、ただし、九十六歳の高齢であり体力的にも、手術しても助かる見込みは五分五分ですとの説明だった。

判断は急を要する、15分で決断して下さいと言われた。
私と家内、手術を決断。その旨を主治医に申し入れた。

長い長い一日だった。

私の仕事をヘルプします、とのメールが会社から来ていた。
職場の皆も支援してくれていた。

夜8時半過ぎ、手術が終わり、主治医から結果の説明があった。

なんと、大腸に穴は空いていなかった。
50年近く昔に、母は盲腸の手術をしていた。
その手術結果、腸の一部が絡まっており、腸閉塞をおこしていた。
検査用に入れたカメラで確認し、腹部に空気を入れたところ、絡まりから外れて閉塞を解消した。

人工肛門をつける開腹の必要はなくなり、母の手術は終了した。
主治医に、家内とともに私は深く頭を下げた。

麻酔から覚めた母は、すやすやと寝ていた。
看護師さんも「よかったですね」と言っていた。

家内とともに、母の生命力に驚き感謝した一日だった。
命の尊さをあらためて実感した一日だった。
生き長らえてくれる親のありがたさに感謝。
母には百歳以上、生きていてほしい。
いや、かならず生きてくれるだろうという確信を感じさせた一日だった。


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