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飛鳥時代なのか、それ以前の弥生時代、もしくはもっと以前の縄文時代なのか。
いつの頃からあるのかよく判りませんが、明日香村に亀石と言うのがあります。
大きな岩の先っちょに顔をつけているので、作者は亀を作ったのかどうかわかりませんが、ま、誰が見てもとりあえずは亀に見えます。
この亀石を探すのが大変。
知っている人は別に大変でも何でもない、と思いますが、明日香には亀石の他に亀型石造物というのがあって、これがまるで違うところに酒船石と言うのと同じところにあるので、完全に勘違いしてしまったのです。
この酒船石というのも、亀石とは同時代だろうなぁ、と思える石造物なので、早とちりするのも仕方ないと思いますよ。 酒船石は後で語るとして、小さな写真で簡単に・・
うろうろしたあげく、ようやく田んぼの真ん中の民家の庭(多分、聞いていませんが、本当に庭石だった・・かも)
にあって、そこのお家が売店をやっている、という風情で何気なくいるのです。
そこに行く前にうろうろしたので疲れて、まずは確認の意味も込めて、明日香村では数少ない喫茶軽食のお店に入りました。
位置的には、亀石の田んぼを挟んで斜め向かい、と、言ったところ。
白壁の、お堂なのか、納屋なのか、よく判らない風情のお家。
でも中がびっくり。流石明日香の里。見事な材木。入り口から木肌と質感を強調。
中はご覧の通りです。
ちょっと、疲れたおばさんの鞄が写っていますが・・・
話を亀石に戻しますと、
ここ、明日香の真西には当麻があって、その間には大きな池が広がっていたんだそうな。
・・・・当麻と明日香が両岸だとすると、池と言うより、湖、と言ったところですが・・・・
いつの頃の話?? ・・・・・昔、昔のお話・・・・・
その池にはたくさんの亀が住んでおったそうな。
あるとき日照りが続いて、水争いになったんだと。
そして当麻村の方が、池の水を抜いて田に移し、多くの亀が皆死んでしまったんだと。
供養に作ったのが亀石。
今は南西を向いているので、平和だけれど、この亀石が西を向くと争いごとが起こり、世の中が乱れるんだと・・
と、言うような事が書いてある。
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