昨夕、森進一さんが「ゆうすげの恋」を歌っていました。
作詞作曲中山大三郎とテレビの字幕に出ていました。
歌を聴きながら、私と大三郎くんは一足飛びに中学生になりました。
卒業式、しとしと雨。大三郎くんが送辞を読み、私が答辞を読みました。
「まことに気持ちの良い春になりました。上級生の皆様今日は本当におめでとうございます。三ヶ年の努力が実を結んでここに卒業の日をお迎えになったことを在校生一同心からお喜び申し上げます。・・・省略・・・・一粒の種が地に落ち、所を得れば必ず根を張り枝を伸ばして時期が来ると花が咲き、実を結ぶように皆様方の一人一人が畠にまかれた良い種子として、やがて立派な沢山の収穫を挙げて下さる日をお待ちし致しております。残る私共も皆様が残して下さいました学校の伝統精神を充分身につけ、うんと勉強して、ご恩にむくいる覚悟であります。・・・省略・・・在校生総代中山大三郎」当時の記念文集より。