給食で死ぬ!!―いじめ・非行・暴力が給食を変えたらなくなり、優秀校になった長野・真田町の奇跡!! | |
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コスモトゥーワン |
数年前、学校給食のメニューがあまりにもひどい、という事で話題になったことを覚えている人も多いのではないでしょうか。
学校給食はいかに安く、いかに必要カロリー・栄養素を満たすことができるかという機械的な思考で献立が組み合わせられるので、食材や食べ合わせ、色取りなどは後回しです。
一方、食事により子どもの行動に変化が見られるという報告も多く発表されています。(参考図書は本書にいくつか紹介されています。)
確かに、甘いパンにフルーツ、デザート、そのようなものを食べた後に約一時間授業に集中しろという方が無理ですよね。
本書では、学校給食を昔ながらの「おふくろの味」メニューに変えたり、地元食材を使ったり、農薬・添加物にまで気を使うことで、学級崩壊やいじめ、非行が減少した学校と地域のの取り組みが紹介されています。
最初は手間もお金もかかるかも知れませんが、長い目で見ると最終的には生徒の様々な問題に対処する時間やお金がかからなくなる素晴らしい方法だと思います。
この様な取り組みがもっと広がり、先生と生徒だけでなくその親も学校もそしてその地域全体がハッピーになるといいなと感じました。