私のお勧め冷え対策本その2
こちらも東洋医学の考えを取り入れ、身に着けるもので身体を冷えから守るだけでなく、各季節と内臓の関連、食事の重要性を分かりやすく説いています。
冷えがなぜよろしくないのかも分かりやすく教えてくれます。
とても分かりやすいですので、一応鍼灸師の資格を持っている私の超お勧め本。
本書でも、寒がりでなくても身体(手足)がほてっている人は冷えが進んでいると警告を鳴らしています。
寒い環境下では末梢の血管が収縮して余分な放熱を防ぎ、深部体温を一定に保とうとします。逆に暑い環境下では末梢の血管が拡張して放熱して、体温の上昇を抑えます。これが自然の調節機能ですので、真冬に手先がある程度冷えるのは当然の反応です。
普通にしていて寒い時に手足が火照っている時は、「放熱中」です。深部体温を下げる機能が働いていますので、暑く感じるかもしれませんが、体幹部が冷えないようにしっかりと保温する必要があります。
身体・内臓が冷えていると循環が悪くなり、自然な毒出しができませんので、様々な病気や健康問題につながっていきます。
ポイントは頭寒足熱と腹八分。
あぁ~腹八分は難しい・・・。
本書は増田カイロ待合室に置いています。
(佐藤)