前の日記ではふだん気軽に書いてたような、どうと言うこともない雑記を書こうかな('◇')ゞ
写真も無いしほんとになんてことない、最近の趣味の話です。
最近の忙しくない時の日常は~。
BS11でやってる中国の時代劇「贅婿(ぜいせい)」を、毎日のように見てます。
ちょっと前から「河神」とか「幻夢追凶」とかのミステリー系中国ドラマは見てたんですが、最近始まったこの「贅婿」が今はお気に入り。
贅婿(ぜいせい)とは、昔の中国の入り婿の事だそうです。
でも日本の入り婿より立場が弱くて、責任も無いかわりたいていはごく潰し、無能扱い。
妻に遣え、腰を低くして、男子としては情けない立場だったようです。
でも家業にそんなに責任が無くてほったらかしにしてもらえたりするので、時には自分で勉強して商売を始めたり
学者になる人もいて。 たとえば太公望なんかも贅婿だったらしいです。
まあその贅婿になっちゃった男の話なんだけど。
始まりはなぜか現代の中国で、仲間や友人に裏切られる場面から始まる…。
…と思ったら、実はそのシーンは小説の一部で、主人公はどうやら小説家?脚本家?
人気が落ちてうんうん悩んでた所、なぜか異世界トリップ?してしまう。
いや、流行りの転生なのか、気づいたら過去の中国で婿入り寸前の男になってた。
実在なのかはちょっとわからないが、中国の昔の武という国で。
そこの大きな布商(日本で言う呉服屋みたいな感じ?)の一人娘の贅婿に、主人公はなる。
そこで女主人として頑張る彼女のため、現代の知識で商売を助け。
時にはライバル店のいけ好かないイケメンを陥れ。
邪魔ばかりする親戚から彼女を守り、そのうちなんとなくラブラブになり…。
なんでか新婚旅行中に戦いに巻き込まれて、盗賊団の軍師になり(今ここ)
離れ離れの奥さんとどうやったら会えるの~!?
…と言うドタバタを毎回楽しく見てます。
中国ドラマにはタイプの違う美男美女がたくさん出てきて眼福なのですが、主人公は丸顔でちょっとぶちゃ。
ふつメン。 …だがそこがいい!
最初は、風采も上がらないしのらくらして遊んでばかりいるように見えるし、奥さんだけでなくみんなにバカにされてるんだけど。
遊んでいるように見えてこの婿様、街の事やライバル店を調べ、商売のアイディアを次々出してくる。
この辺のアイディアが、現代の知識があるからこそで面白いんだけど。
奥さんは、いざとなると度胸も良くて頭もいい旦那さんを知って驚いていく。
これってスパダリだよね~?。おまけに彼女の意思を汲んで手も触れない紳士ぶり。
そりゃ惚れるわ。
奥さん役の女優さんは、顔はもちろんかわいいのだがツンデレなのがまたいい!
最初は正式な跡取りと認められるための結婚で、なんとも思ってなかったのに
だんだん気持ちが傾いて行ったら、今度は約束を守って手も触れない彼にじれじれ(^-^;
この辺のすれ違いとツンデレ遠回りが可愛かった。
うまくいった時にはご両親や侍女たちと共に、テレビの前で快哉を叫んだものです(オーバーな)。
このドラマ、中国では1シーズン目が好評のうちに終わったのだが、最近シーズン2の制作が発表されたらしい。
まだ日本では1の途中を放映中ですが、2ができるの嬉しい!
主役二人も可愛いが、髭の護衛役とか(なぜかロマンス小説が好きという設定)憎めない叔父さんと従兄弟。
主人公の贅婿仲間の人達とか、強くてかっこいいのに残念な盗賊のお兄ちゃんとか。
まわりのキャラクターも面白いのがそろってるのだ。
2もできるなら当分楽しめそうで嬉しい。
しかし今もやってる「河神」も幻想的で面白いし、中国はラブ史劇やファンタジー物ばかりかと思ってたけど。
「贅婿」みたいな笑えてほっこりできるエンタメ時代劇や、オカルト風味のミステリーとか。
意外とバラエティに富んでるのね。
役者さんも美形が多く、演技も素晴らしいし。
衣装やセットも綺麗。
衣装は最近は昔ほど考証がちゃんとしてなくて、綺麗だけど史実と違うエンタメ重視が多いと、嘆く人もいますが。
でも「贅婿」みたいな架空のお話ならそれでもいいかな。
そう言えば大人気の「陳情令」は、1話くらい見たけど、キャストがみんな同じに見えて続きませんでした。
そこを乗り越えれば面白いのよ~!と言われたが。
みんな髪型も白い衣装もおんなじなんだもん。
などなど。最近好きな中国ドラマの話でした。