司馬遼太郎著 関ヶ原 上 中 下巻
ご存知の関ヶ原の戦いは豊臣秀吉亡き後の跡目争いでした。
端的に言えば徳川家康と石田三成の争い。
司馬遼太郎さんはこの二人に性格を与えてグーと浮かび上がらせて読者に迫って来ます。
抜群に頭の良い二人 しかし頭の良さの種類が違う。
徳川家康は老獪 策略 戦略 陰謀 を
緻密に計算、そして自分からは命令を発しない。意図するところがそうなるように周囲から持って行く。
石田三成は又明晰な頭を持つ。 計数に明るく潔癖で正義感が強い。秀吉の朝鮮征伐のおり人馬や武器の輸送など彼の緻密な計画がおおいに貢献したらしい。
この時代 調略 と言って敵の武将をこちらに引き込むー裏切りをさせる。それを又調略させる 反転させる。
大変な時代です。二人の英雄とも〜〜お友達になりたくない方々ですね。
昨夜の地震 あなた様は大丈夫でしたか? 私は怖かったですがビルディングの中ですからOKでした。