さくらんぼベア テディベア工房

静岡県沼津市のテディベア教室
テディベア制作の様子やお教室風景
こちらは2010年12月~2022年12月の記事

teddy bearについて

2005-03-04 |  ・ テディベアについて


テディベアについて
1902年秋、アメリカ合衆国26代大統領ルーズベルトが熊狩りに行ったところ、猟はさっぱりで、ご機嫌をとろうとあらかじめ用意しておいた仔熊を標的して彼の前に差し出しました。
しかし、心優しいルーズベルト大統領がそれを拒否して仔熊の命を助けました。
その後、美談としてワシントンポストに掲載され、その記事を読んだ雑貨商が一体のクマのぬいぐるみを作りルーズベルト大統領の愛称「テディ」からとって「テディズ ベア」として商品化したところ大人気となりました。
ルーズベルト大統領は自らの選挙キャンペーンのマスコットをクマに変更して、「テディ ベア」ブームが巻き起こり、以来、100年以上に渡って世界中の人に愛され続けています。

歴史と主なメーカー
*1902年頃ドイツのシュタイフ社で、最初のテディベアが作られました。
*1910年頃には、イギリスで、ファーネル社、チャドバレー社、チルターン社、ディーンズ社などが続々とベアを作り始めます。この頃から、一部のメーカーでガラス製の目が使われ始めます。
*1930~40年頃レーヨン素材のベアが登場し、ピンク、レッド、ブルーなどカラーベアも人気を集めました。
*1950~60年頃ナイロンなどの合成繊維が使われるようになりました。
 1955年にはイギリスでジョイントのないテディベアが登場しました。
 シュタイフのベアも丸みを帯びたデザインに一新され、かわいらしさ、抱き心地、安全性、衛生面などが重視されるようになりました。
 1960年代後半には安全性から、目がガラスからプラスチック製に変わりました。
*1970年代にアメリカ西海岸で最初のアーティストベアが生まれ、80年代には世界中のアーティストがベアを作り始めます。
 日本では80年代後半にベア作家が登場しました。
*現在はアンティークベアの人気が高くなりベアの値段も高騰しました。そのため多くのメーカーはアンティークベアのレプリカを販売し初めました。
 シュタイフ社製の有名ベアのレプリカはコレクターズアイテムとして人気があります。