映画「セーヌ川の水面の下に」
を観た。
2024年のフランス映画。
監督はザビエ・ジャン。
出演はベレニス・ベジョほか。
パリ五輪まであと1ヶ月。
テレビのニュースで旬の話題だ。
ということで、この映画。
環境変化で巨大化した鮫。
淡水にも適応してセーヌ川に出現。
折しもトライアスロン大会の開催
が予定されており・・・。
鮫 vs 人間のドキドキ映画、では
あるのだけれど。ハリウッド映画
だと、こうはならんよなぁ・・・と
いうのが面白かった。
環境保護や動物愛護などの善意も、
商業主義に目のくらんだ政治家も、
人間の思惑なんて善も悪もお構い
無しに喰いちぎる。
どんなに不条理なことだって、
それは人間の勝手な尺度でしょ、
とでも言いたげで。いっそ痛快で
すらあるけれど。
たまには良いけど、いつもこんな
映画ばかりというのは遠慮したい。
おめでたいと言われようと、自分
はハッピーエンドが好きやねん。