今日は松本山雅のホームでの開幕戦

おはようございます。
松本CINEMAセレクトの宮崎です。http://www.cinema-select.com/index.html

２００７年の１０月『オフサイド・ガールズ』というイランの映画を上映しました。
イランでは女性はサッカースタジアムでサッカーを応援出来ません。
そこで何とか男性に変装したり、色々と苦労をしてスタジアムに入りたい女の子の映画でした。
まだ松本では山雅の『緑』があふれている時代ではありませんでした。
そんな中、山雅のユニフォームかＴシャツを着てきた人は当日料金１０００円という『映画館を山雅の緑で一杯にしよう」というイベントを行いました。山雅の事務所に行ったり、それなりに告知をしたら、熱心な山雅のサポーターの皆さん数十人の方が観に来てくれました。
「応援の仕方の参考になった」「面白かった」など、普段セレクトの上映には縁の無い方が『イラン』映画を観てくれました。
世界の映画を観続けていると、サッカーの試合がラジオから聴こえてきたり、『キャプテン翼』のアニメがテレビで流れていたり、サッカーが『街中の音』として生活の中に溶け込んでいるシーンに出くわします。

実のところサッカーにはあまり興味はありません。でもしっかり日韓ワールドカップの時には、何日もかけて苦労してネットでチケットを取って、エクアドル対クロアチアの試合を横浜国際総合競技場に観に行きました。

今日のシネマセレクトの上映は
『演劇1　演劇2』時間：14:00『演劇1』172分　17:00『演劇2』170分 場所：まつもと市民芸術館小ホール
演劇だけでなく文化と政治とお金の映画でもあります。
残念ながら当日券余裕であります。お待ちしております

今の松本における『山雅』のあり方や、松本の文化にもいろいろと言いたいけど又いつか。

レオス・カラックス『ホーリー・モーターズ゛』を観て思い出した。

おはようございます。
松本ＣＩＮＥＭＡセレクトの宮崎です。
やっと昨日日帰りで最終の試写に滑り込み『ホーリー・モーターズ』を観てきた。

いつだったかカラオケに行ったとき年下の女の子が歌った歌詞に『カラックス』という単語が出てきてビックリしたことがある。

『今夜あたり 見直してみよっかなぁ？
あなたの好きなカラックスもジュリー・アンダースンも・・・』

『DREAMS COME TRUE』の『go for it!』楽曲だ　
９３年１２月発売の『MAGIC』というアルバムに収録されている。さっき調べた
９３年と言えばすでに『ボーイ・ミーツ・ガール』『汚れた血』『ポンヌフの恋人』とアレックス３部作まで公開されコアな映画ファンは勿論、若いおしゃれ好きにも認知されていた時代だ。

何となく皆がいいというから良くわからなくても、「おしゃれ」っと！Rita MistoukoのLes Amantsを口ずさみながらスペイン坂を下って行った時だ。歌詞の彼女もそんな一人なのかも。
好きな男に「カラックスが好き」と言われレンタルビデオ借りて改めて見ようってことだよね。勿論、映画よりも彼のことをもっと知りたいから。
『ジュリー・アンダースン』って『サンダーバード』だよね。『go for it!』の歌詞には「モンティ・パイソン」も出てきて、この男嫌な奴です。（笑）

ところで『ホーリー・モーターズ』だ。「ウソ」って感じの映画。あっという間の１１５分。
松本ＣＩＮＥＭＡセレクトでは、5月24日(金)　時間：19:30　場所：まつもと市民芸術館　小ホールにて上映。

カラオケに行った女の子は『カラックス』も『ジュリー・アンダースン』『モンティ・パイソン』も知らない子でした。いかに凄いかを語ってやった嫌な奴がここにもいました。