先週の日曜日、ツーリングに出かけた際、
稲武の瑞龍寺に寄りました。
立派なしだれ桜が満開だったのですが、
過去には↓のような苦労もあったんですね。
以下、瑞龍寺に掲出されていた看板からの転載です。
***************
このしだれ桜は天保年間(1644~47)に植えられたとされ、
推定樹齢360年です。
昭和46年に、愛知県の天然記念物に指定されましたが、
昭和50年代後半から枯死する枝が多く、
数年で枯れてしまうのではないかと危惧されました。
一旦は、切り倒して新たな桜を植えることも検討されましたが、
「長年、人々に親しまれてきた桜を絶やしてしまってよいのか」
との樹木医の助言に関係者は奮起し、大手術に取組みました。
平成3年より樹木医の指導により枯れた幹・枝・根を除去し、
抗菌処理を行い、また、樹勢の良い枝から根を誘引するとともに、
適切な肥培管理を行ってきました。
その甲斐があって、着実に回復し、以前と同様の見事な花を咲かせるようになりました。
平成7年からは、町内外からの賛同者を募り、
「しだれ桜を守る会」を発足させ、桜の管理に当たっています。
************
私たちの人生の何倍も生きてきたしだれ桜が再び息を吹き返し、
遠い過去の人々も眺めたであろう花を、今また人々が眺めている。
桜の写真を撮ってるときは、そんな事も思わず、
「綺麗な、立派なしだれ桜だなぁ」と思っていただけでした。
帰って来てその苦労を知り、
時代を超えて眺められることに不思議な気持ちを覚えました。
勝手に転載・掲載してしまいましたが、
当時の「関係者」の意気込みを感じますね。
来年もまた綺麗な花を咲かせてくれますように。
稲武の瑞龍寺に寄りました。
立派なしだれ桜が満開だったのですが、
過去には↓のような苦労もあったんですね。
以下、瑞龍寺に掲出されていた看板からの転載です。
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このしだれ桜は天保年間(1644~47)に植えられたとされ、
推定樹齢360年です。
昭和46年に、愛知県の天然記念物に指定されましたが、
昭和50年代後半から枯死する枝が多く、
数年で枯れてしまうのではないかと危惧されました。
一旦は、切り倒して新たな桜を植えることも検討されましたが、
「長年、人々に親しまれてきた桜を絶やしてしまってよいのか」
との樹木医の助言に関係者は奮起し、大手術に取組みました。
平成3年より樹木医の指導により枯れた幹・枝・根を除去し、
抗菌処理を行い、また、樹勢の良い枝から根を誘引するとともに、
適切な肥培管理を行ってきました。
その甲斐があって、着実に回復し、以前と同様の見事な花を咲かせるようになりました。
平成7年からは、町内外からの賛同者を募り、
「しだれ桜を守る会」を発足させ、桜の管理に当たっています。
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私たちの人生の何倍も生きてきたしだれ桜が再び息を吹き返し、
遠い過去の人々も眺めたであろう花を、今また人々が眺めている。
桜の写真を撮ってるときは、そんな事も思わず、
「綺麗な、立派なしだれ桜だなぁ」と思っていただけでした。
帰って来てその苦労を知り、
時代を超えて眺められることに不思議な気持ちを覚えました。
勝手に転載・掲載してしまいましたが、
当時の「関係者」の意気込みを感じますね。
来年もまた綺麗な花を咲かせてくれますように。
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