赤毛のアンお稽古日記 ・花のワルツ

１２月６日

時間が矢のように過ぎていきます。
NY・ワシントン公演から一月が経ちました。
まだまだ事後処理ができていません。１２日は報告会ですのでそれまでに
終わらせなくてはならないことがたくさんあります。

まず今日の練習で報告会のあいさつ文を５種類作りました。
練習に来ている順に並び順を決めました。１２日に来られない人もいます。
でも報告会ですから、できるだけ責任を持って出席してください。

花のワルツ
研究性でバレエに出ない人は合唱団です。花輪を持ちます。
この花輪はもう５年も前から何回も作り直ししました。今日も新しい花輪
というより馬蹄形の“チンドン屋のような花輪”というのかしら？がきました。
ところがです。チンドン屋を皆が知らないのです！

昔、楽隊が仮装行列して背中に店の宣伝文をつけて街を流しました。
先頭が玉乗りだったりします。子供たちがその後ろをついて回ったものでした。
友人には小さい時チンドン屋のクラリネットにあこがれて音大に来たというひと
がいて驚いたものですが。
この人はとても上手で今はドイツのオーケストラにいます。

チンドン屋とはある種の蔑称でしたが、知らないで使えば楽しげでもあります。
日本中が貧しかった頃が思い出されます。

しかし花輪はピンク一色にしてほしい。

次の練習は木曜日。月一回の浦和練習です。
浦和チームは喜んでください。

くるみ割り人形
猛練習しました。鼠と兵隊の掛け合いはこれから練習をもっとやりましょう。
中国は覚えたと思います。
スペインも各自鏡を見て毎日表情の練習をしてください。
バレエの人は毎日柔軟練習を忘れないように頑張ってください。

代表　小池雅代

赤毛のアンお稽古日記 ・環境問題の真実

１２月５日
環境ミュージカル「青い地球は誰のもの」通し練習。
初めての参加の兵士役も頑張っていました。
役者同士の絡みはほとんどないので自分で練習して物語を作ってください。

英語の時のほうが上手だった。分からないので恥ずかしくないのですよね。
日本語だと意味が分かるので役者に恥ずかしさがでます。

環境問題の真実
海面は確実に上昇しているように思われる。現にツバル国などは国がなくなり
そうだし。
しかし湖は干からびている。地中海・チチカカ湖。どうしてだろう？
これが全てCO２のせいだろうか。
CO2の責任にしてまた誰かが設けているのだろうか。
環境問題が少しずつ持て囃されているのはビジネスと結び付いてきたからです。

世界人口の５パーセントの人たちが、世界の８０パーセントの富を独占している。
それが資本主義の行く先なのだろうか。出口はほかにないのだろうか。
そして怒らなくなった日本の若者たち。
就職先がないとか派遣切りとかいってもデモ一つない日本。
それは平和だからでしょうか？豊かだからでしょうか？
なんだか経済と一緒に皆元気がないような気がする。

自殺者だけは年間３万人を大きく超えています。
これは無言の訴えなのでしょうか？

新型インフルエンザとか狂牛病とかより、自殺者のケアのほうが余程比重が重い
といつも思っています。

環境ミュージカルを上演しつついつもいろいろ考えてしまいます。
希望はあるのか？いや作っていくのが私たち舞台人の仕事です。頑張ろう。

明日の練習
１３時からオリンピックセンター４１室。
コンコーネ・ダンス・合唱。
楽譜を忘れないように。今まで歌った楽譜を全部持ってきてください。

代表　小池雅代