７月２３日 不合格ぐらいで負けないぞ！

７月２３日
３次オーデイションの後始末をしました。不合格だった人残念でした。
でも死ぬほど頑張った人はどうもいないようなので、このぐらいで負けないでね。

負けないぞ！って思うときは人生の中で何回も出てきます。本当に真剣で必死な時はどんな不幸に出会っても、負けないぞ！って思うものです。（そうしないと死ぬことになりますから）

子供抱えて離婚してでも“これからも生きるぞ！”と思った時は、か弱い女性でも負けないぞ！って頑張ります。こう書くと先生離婚しているのですか？とか聞かれそうですね。ふふふ。まあ子供２人抱えて一人で頑張った思いはありますが、企業戦士と結婚した大半がきっと私と同じ思いと思います。

理不尽な差別、往々にして社会の中では女性差別がありますし、まあ今は少ないけれど家柄、実家が資産家、父親が偉い、結婚した旦那さんが偉い、等の理由で、仕事が、出世が、負けそうな時も、思わぬ頑張りが出るものです。負けないぞ！

私が一番負けないぞ！と思ったのは、１９９３年最初のＮＹ公演が終わって大成功と喜んでいた時、朝日新聞の経済気象台というコラムに「思い上がった日本人」という記事を書かれたことです。

深夜、週刊文春の記者から電話があり、初めて気が付きました。
記事は２段に別れて１段目はソニーの大賀社長がＮＹフィルを指揮して慈善コンサートを開いたこと。
２段目がへたくそな日舞を国連で踊った団体（つまりうちの団体のことです）でした。私たちの出し物は英語版の「赤毛のアン」で、前座に日舞がありました。
「赤毛のアン」自体は英語も上手で（主役はジュリアードに留学していたバレリーナでした）大変に好評だったのです。
記事を書いた人は公演を見ていないなとすぐ分かりました。伝聞記事です。

文春の記者は、大賀社長が怒って朝日に対抗記事を書くから、この団体も誘ってあげなさい、ということでお電話しました。とのことでした。すぐに「お願いします！」といったのですが、クラシックライブの役員みんなに止められました。
大賀さんは力があるから朝日新聞をたたいても大丈夫だけれど、なんの力もないクラシックライブ協会が調子に乗って便乗しても、小池さんの怒った醜い顔が週刊誌に乗って改めて変な噂になるだけだよ、我慢しなさい」

それで「思い上がっていたので反省しています」と文春に電話を入れて記事から降りました。

残念でした。いつか朝日新聞にもの申してやろう！と心に決めました。
その後朝日新聞にも大変応援いただき、記者もいろいろな人がいるのだとあらためて思っていますが、今でもあの悔しさは忘れていません。
どんな団体も、もちろん個人も、力がなければ社会の大きな力に踏みつぶされるのです。

大賀社長とは一度もお会いしたことはありませんが、今度軽井沢の「大賀ホール」で公演します。今は苦戦していますが、当日は頑張って花を咲かせる予定です。応援よろしくね！

オーデイション
①３次は予備日が２５日と２７日ですね。
　明日はそのための練習が、「品川きゅりあん」であります。実は忘れていて２２日の練習のとき言うのを忘れました。

②ＮＨＫの歌謡ショーのバックダンサーオーデイション
　劇団ＹＰＡ東京で初めて仕事を受けます。
　練習　２４日　オーデイション２５日（アンと重ねてやります。）
　本番　８月１１日　練習８月４日より
　身長１６０センチ以上・細見・きれいな人
＊希望者はあした履歴書持ってきゅりあん練習に来てください。

③友人役オーデイション
　８月１６日以降にやります。それまでにモーツアルトの魔笛・３人の侍女のところを歌えるようにしておくこと。

今週の予定
２４日　オペラシティ打合せ　　品川きゅりあん練習
２５日　衣装屋面談　　　　　　３次オーデイション
２６日　はっぱのフレデイ　　　浦和コミュニティ会議
２７日　ドコモ広報部長新任のごあいさつ伺い　３次オーデイション
２８日　最終オーデイション

衣装　「森は生きている」トロル衣装　「赤毛のアン」衣装進行中
今週も結構大変だなあと思いつつ。　代表　小池雅代です。

７月２２日 ３次オーデイション 感想

７月２２日
３次オーデイション無事終了です。
２２名が最終に進みました。

友人合格した人は、２８日にスポンサー顔合わせ、面接日程の設定をしますので必ず顔を見せてください。時間、会場は後で連絡します。
合格後の練習気を抜かないこと。

軽井沢公演参加の方は２８日までに事務局へ連絡ください。当日参加も知らせてください。事務局電話　03－5775－3737です。
参加したほうがいいかな？と思っている人、当然良い！です。
まして主役・友人で東京公演に出演しようと思っている人は必ず出席しましょう。本番は練習30回分の価値があります。これ格言だから覚えておいてください。
毎年もっと多く参加者が出るのですが。少ないなあと思います。もう一息頑張ってください。


感想
①礼儀
一般参加者で、最終まで来ている人たちのお行儀の悪さが目立ちます。
オーデイション会場では知り合いがいても目礼で済ませるのが礼儀です。
初めての人に失礼です。行儀の悪いものは最終で減点ですよ。気をつけましょう。

②セリフ
ここが本日の決め手でした。セリフの練習をしたことのある人とない人の差が歴然です。本を読みましょう。いろいろな分野を読みましょう。それはそのまま自分を磨くことに繋がります。

③歌
これも練習してない人には難し過ぎました。
どうやって練習するのかわからない人は、劇団練習に参加して下さい。何がわからないって“どう練習すればいいか”わからないのでしょう。
私はピアニストを目指して毎日8時間とか練習していました。何故かというと基本練習が1時間、そのあとコンクールの課題を1回さらうと2時間かかるとすれば、3回しか練習できないでしょう？
「赤毛のアン」も基本のコンコーネ10曲、アンの舞台で歌う歌を通して歌うと1時間かかります。毎日3回歌えば3時間です。皆練習してますか？

④ダンス
表現というか“踊る”ということが全くできない人は舞台は無理です。自分じゃない自分を演じるのが舞台ですから、そこにまぎれもない自分が恥ずかしそうに頑張っていたら役はできません。
たった3分30秒踊り続ければ、自分にパワーがあるかないか分るでしょう？
審査員の後ろの1500人の観客に貴方の心が届きますか？
全員結構パワーが足りなかった。最終のメンバーにも、もう一息頑張りほしいです。
バレエは、練習したことの無い人は無理です。せめて柔軟体操をやってください。


主役の選び方
まず審査員の成績順です。（選考について余計なことをいう人たちがいますが）審査員全員が素晴らしいと思って1位をつける人は当然主役です。これってあたりまえです。今回も全員○の人は22人最終に進みました。

でもその中からまた選ばれるわけです。そこでも全員一致だったら素晴らしいですね。
文句言いたい人はそこまでやってから言ってください。
合格者と同じ！と自分で思える人や、ちょっと負けている！ぐらいの人たちが一番ぐずぐず文句言ったりします。誰が見ても素晴らしい！といわれるまで頑張るように。

それには時間が必要です。腰を据えて努力すること。上手になるのが分るのは初心者のみです。あとは半年頑張ってちょっと良くなったかな？ぐらいなものです。

さっき合否の書類を郵送しました。
審査員・役員の皆さん本当に大変でした。
マネージャーの皆さんありがとうございました。何か質問ありましたら直接私に連絡してください。（ホントはあまりしないでください）
素人より下手なプロはまずいよ！がこの会の原則です。
サッカー見てから休みます。皆さまお疲れ様でした。

090-2225－0387代表小池　携帯です。

７月２１日 課題・オーデイション日程・軽井沢等

７月２１日
本日は、軽井沢練習・大賀ホール打合せ・旧軽井沢にてチラシ配布をやりました。
担当の２人の役員に心からありがとうです。
出演者募集・会場押さえ・練習場確保・宿泊施設・お弁当手配・観客動員のための７００枚のチラシの印刷、配布・軽井沢市・教育委員会等の後援申請、練習用ビデオ制作、配布・等手順を組んで見事にやりました。
もう後は合宿を無事終わらせて舞台に専念しましょう。
２人ともやることは全てやってくれたと思う。

そして２人を手伝って資料を作り、ビデオを録画し、焼き増し、写真、資料を送ってくれた役員の皆様、毎回ながらありがとう。
軽井沢練習に東京から応援参加してくれている皆さんありがとう。
今日のアン・ダイアナの２人可愛かったです！

最初の一歩は勇気が必要で、なおかつ種をまいても実になるところまでは行かなかったりする。
東京の「赤毛のアン」も最初の７年ぐらいは人も集まらなかった。
作品も思うようではなかった。できるようになるまでと思って続けました。

いつか宇都宮も・水戸も・浦安も・横浜もそして軽井沢も“花が咲いて蝶々が飛び舞う時”がくるかもしれない。

今回は自分たちで“花を咲かせて、蝶々を飛ばすしかない！”
皆さん応援をよろしく。頑張ろう！


＊７月２２日のオーデイションを受験する皆様へ
主役・友人役、合格後のだいたいの予定
　（変更があればブログに掲載します）
最終　７月２８日

＊主役・友人役・合格者集合・契約等　
８月２日　１３時（１５時から練習あり）

以下練習集合日
８月６日　９時練習開始　１４時　軽井沢公演
　　　　（２００７年出演の皆さん応援よろしく！）
８月１０日　１９時３０　東京オペラシティー（１３時よりアン練習あり）

８月１９日　友人役オ－デイション・制作発表練習
８月２８日　制作発表　国際交流基金大会議場
９月６日　　ダンス・合唱オーデイション（市民参加の皆様も同じです）
９月１６・１７　台本読み・通し
９月２２日～キャスト・練習開始
９月２８日　国際フォーラム通し稽古

公演（主役・友人は出演のこと）
９月２９日・３０日　東京国際フォーラム
１２月２３日　さいたま市文化センター大ホール（主役オーデイションあり）
３月２４日　　横浜みなとみらい小ホール
３月３０日（予定）　　浦安市公演
６月～ミニコンサート　東京各地１２回予定

そのほか、みなとみらい昼時コンサート　８月・１２月
「浦和パルコホール」コンサート予定があります。


＊最終課題について

小・中学生
日本語・劇団ＹＰＡ教則本　　１４ページ　「うそ」

１８歳以上（中・高校生もこちらでもよい）


＊女優セリフ

「愛するマックス、運命の女神はあのひとをあたしたちの手に引き渡して下さいました。あのひとは、殺害ーーーそうです、老夫人殺害のかどで逮捕されたのです！ハエ一匹も殺せないようなレナードが！とうとうあたしは、恨みを晴らすことができるのです。かわいそうに！あたしは、あの人があの晩、身体に血をつけて帰ってきてーーーあたしに打ち明けたって言ってやります。」


＊俳優セリフ

「何もかもありていにお話ししましょう。僕は、ご承知のように、金に困っていました。それで、ミス・フレンチがすこし金を貸してくれないかしらと思っていました。あの人は僕に好意を持っていましたが、若い夫婦の生活の苦労にはまったく関心がなかったのです。初めのうち、僕は、あのひとが僕と家内との間がうまくいっていないーーー別居しているものと、勝手に思いこんでいることに、気が付きました」　

出題原文　アガサ　クリスティ「検察側の証人」

７月２０日 ３次オーデイション課題について

７月２０日　
今夜ブログ見てくれた人は課題を書いておいたので皆に知らせてください。火曜日更新予定なのに毎日書いています。よろしく。

＊３次課題
コンコーネ　２３・２４・２５番　より。当日指定。
歌えない人は「七つの子」カラスなぜ泣くの～という歌です。下品にならないように。昔ドリフターズが歌っていましたが。

セリフ　課題　「蜘蛛の糸」「走れメロス」「山月記」より当日指定
当日課題　日本語・より出題します。谷川修太郎作品

ダンス
バレエ基本
表現・クラブダンスで良い。（バレエのできない人はここで魅力的に踊って下さい）


今日のニュース
①軽井沢公演の問い合わせ。軽井沢の小学校の校長先生から問い合わせがありました。「こちら○○小学校です。１００通の招待チラシ（２００人分）を頂きましたが、全部行っても大丈夫でしょうか？また足りない分はコピーしても大丈夫でしょうか？軽井沢市教育委員会の後援はとれていますか？」

役員の２人は明日早朝から軽井沢ですが、人数の確認作業・書類の抜け部分（協賛・ＮＴＴドコモ・後援は昨年通り・外務省から軽井沢市教育委員会までとれています）の訂正等で大変だと思います。

②２２日オーデイション受験者の最終報告。
やはり６５名ぐらいのようです。
ブログ見てる人で質問あればメールでお願いします。


＊音楽劇「赤毛のアン」の見どころ・その１
ちょっと作品について書いてみます。
やっぱり幕開きの「アンダンス」ですね。これっていつの間にかそう呼ばれていますが。
オーケストラの前奏が終わり大人の「アン」のセリフが終わり、ぱあっと明るくなっておしゃれなダンスが始まる！
これは子役のアンの“夢の世界”なのです。

このダンスは１９９４年に振りつけました。（豊城先生も一緒に）埼玉会館で初踊りでしたね。（音楽はもちろん私が選びました）最初は上手に踊れませんでしたが、そのあとずうっと踊り続けて２０００年に東京国際フォーラムでこのダンスで幕が開いたとき、お客様が驚いてどよめいたのを覚えています。その時は最初も最後も同じ振りでした。

東宝の知り合い、尚美の先生方が「うわあ小池さんてすごいね、僕たちでは考えつかない！」といっていたのが印象的です。（恥ずかしくてやれない！とも言ってました。私も今よりもっと怖いもの知らずでした。）
今は随分いろいろなミュージカルが幕開きにダンスやっていますが、この手法は音楽劇「赤毛のアン」の私が最初だと思います！ふふふ。
では私はどこからひらめいたかというと、ブロードウエイの「４２ｎｄストリート」です。ご覧になった方はおわかりでしょう？あの幕開きで緞帳がダンサーの膝のところで一度止まる・するとダンサーのほんとに魅力的な膝下がタタタタタタとステップを踏んでいる。これがたまらなく素敵なのです！
どうしても真似したかったのです。でも自信があるわけではないので幕を膝で止めたりはしていません。いつかできるようになるといいなあと思っています。

ダンスの基本は、立ち位置と方向、体の角度、つま先の向きからです。並び順、位置で練習の大半が過ぎてしまいます。列作るのは、それほど難しいのです。
初めての人は、すぐに振りの心配をしますが、２年目になれば、並び順・位置取りの大切さが身にしみてわかってくれると思います。

アンダンスも１０年のキャリアのメンバーが踊ってくれているので最初に比べて格段に上手になっています。

さあ、今年も頑張ろうね。今は衣装をどうするか考えています。
明日は大賀ホールの打ち合わせと、軽井沢メンバーの練習です。


代表 小池雅代

参議院選挙・７月１９日練習報告

７月１９日　オーデイション
全員確実に上達しています。
そしてみな諦めずに頑張りました。友人役希望者は２次合格で決定です。
諦めないことを経験した皆さん、おめでとう。よく頑張りました。

＊２次の最終は２２日一時からです。きょう１次とおった人も頑張りましょう。
　当日何人か２次受験が入ると思います。

＊２２日は９：００～１２：００新宿むらで練習です。３次受験はオリンピックで午後１次からです。間違えないでください。

子役ギルバートはどうするか！子役のアンが決定したら背の高さで相手を決めます。男子の皆さん。頑張って背を伸ばしてください。

本日、３次オーデイション受験が特別に、２人入りました。昨年の主役たちで、ほかの舞台が重なり今日になりましたが、身内扱いです。出演条件・オーデイション受験料・は劇団メンバーにそろえてください。
単に事務所なら期日変更は範囲内でしかやりません。よろしく。

３次オーデイション
歌・ダンス・セリフとも確実にレベル上げてください。
コンコーネ歌えない場合は「七つの子」です。
バレエができない人は自由表現があります。

舞台への想い
セリフの言い回し・表現方法は一つではありません。俳優座ふうに、歌舞伎風に、野田風に、宝塚ふうに、四季ふうにと色々ありますよね。（知らない人・わからない人はまず舞台を見に行きなさい）その上で自分風を作ること。
全員のパターンが同じでは聞いていて飽きます。盛り上げたいのは何所か。その前に声を小さくしたら盛り上がるのか、大きくしておいて引きずるのか、ぐらい考えてください。工夫が足りない。俳優というからには２０パターンは考えること。

参議院選挙
私が思っているのと同じことを言っている立候補おじさんが、テレビに出ていました。（名前忘れました。残念）日本は国会議員の数が多すぎる！赤穂浪士と同じに全国４７県・４７士で良い！アメリカは人口３億人で上院議員１００名（だったかな？）日本は１億２０００万人で２４０人（だったかな？）とにかくそういう感じです。それを削減すれば税金の無駄が減る。これって皆さん同じこと思っていますよね。でも何故前面に出てこないのでしょう。決めるのが議員さんだからですね。きっと。

今日おかしかったのは、自動車の中から私に電話かけてきてくれた女性が、赤信号で止まったとき、隣に選挙カーが一緒にとまったらしく“私はレズビアンです。日本で唯一、カミングアップした候補です”と受話器から聞こえてきました。一瞬驚きました。ははは。

さいたまキッズ浦和
コミュニテー会議に参加し８０万円の助成金を頂くことになりました。
浦和区の役員御苦労さま。申請書類も忙しくて大変でしたね。

出し物は、たぶん「サウンド　オブ　ミュージック」マリア・とトラップ大佐は一般募集します。（デビュー・オーデイション等）あとは今いるメンバーからオーデイションしていきます。他の事務所からもまたオーデイション来ると思います。いろいろな舞台を創作して皆で力をつけていこうね。

軽井沢
２１日、担当役員と子役アン・ダイアナが軽井沢駅前で軽井沢公演の、チラシ配りしてくれます。
本当に頑張っています。本年初めて参加した方々も少しづつ応援お願いします！
私は１２時から大賀ホール打合せです。今週も最後まで気が抜けません。


代表　小池雅代

格差社会・７月１７日火曜日

格差社会・７月１７日
参議院選挙を前に格差社会という言葉があふれています。
今私が一番感じるのはコンピューターを使える人と使えない人、携帯電話を自由自在に操る人と、せいぜいメールでふうふういっている人（私です！）の格差です。
というわけで、昨日間違いを訂正したのにまた間違いです。ごめんなさい。
第２次オーデイション４回目は１９日（木）でした。
本日も受験者２名、１時間もバレエの課題を繰り返しなんとかクリアしました。
ここは素人が来ているのですから１回のオーデイションで合格するわけがない。何度も言いますが、繰返し繰返し練習して下さい。


練習
プロは毎日同じ基本練習を死ぬまで繰り返すのです。４歳から引退するまで毎日。
私はピアニストを目指していましたから，ハノンという基本練習をやっていました。その本にはこの本が全曲１時間で弾けます・と書いてあります！普通の音大生なら３時間かかって弾けたら大したものでしょう。世界のレベルってそういうことだと思います。

格差
さっきも書いたけれど、コンピューターを操る能力はこれから大きく何事にも格差を生むでしょう。小学校での指導者の問題もありますよね。
格差社会の根本は学歴です。文化庁の在外研修員としてＮＹで研修中に驚いたのはＮＹがあまりにすごい学歴社会だということです。しかもハーバード・エールという有名大学は私立大学で学費がめちゃ高い！年間３００万以上かかるのです。そして入学するのに卒業生２名の推薦が必要だったりする。
それに比べると日本は今までは、東大に、離れ小島の小学校・中学校を卒業して県立の高校からでも本人の能力のみで合格できた。これって素晴らしいことです。（Ｚ会やってたかもしれないけれど）

近所に新宿高校があります。新校舎になりました。昔は有名な進学校だった。ぜひ頑張ってほしい。私学からしか進学できなくなった時は、国がダメになったときです。教育とはそういうことでしょう。普通の公立の学校から優秀な人が頑張って進学していく。公立の学校から東京大学へ進学できるような教育を文部科学省はやるべきです。

ついでですが、クリントン大統領は極貧の出身でした。でもアメリカは奨学金制度が確立していて、特別に優秀な彼は奨学金で大学まで行きました。ＮＹにいるとそれもまた日本とは違い面白いと思いました。

ヨーロッパでは今でも小学校のうちに本人の将来が決められているようです。それは学歴だけが人生の幸せではないことを長い伝統の中から知っているのと、それぞれが各自の職業に誇りを持っているからだと思います。
もっとも移民の問題もありヨーロッパも新しい波にもまれているようですが。これは書いていると終わらないですね。またの機会に。続く。

携帯のメール
読むのに料金がかかると聞いてまたまた驚きです。契約内容でいろいろ違うのですね。

新潟の地震
早速メンバーから何かしてあげよう！といくつかの提案をいただきました。ブログ読んでもらってありがとう。こんなに毎日書くはずではなかったのですが。うれしくて書いています。来週には、いただいた提案がブログで発表できると思います。

オーデイション３次
２２日からです。プロダクションから６０名（応募総数最終１２３名）近くが受験します。市民参加の皆さんも胸張って頑張ろう。素人以下のプロは要りませんからプロの皆さん心して受験してください。

今週の予定
１７日（火）練習・オーデイション
１８日（水）山の上ホテル・来島武彦文化賞パーティー、浦和区市民活動会議出席
１９日（木）オーデイション・練習（バレエ）
２０日（金）何もないといいなあ。オペラシティの打ち合わせはいつでしょう？
２１日（土）軽井沢大賀ホール打合せ・軽井沢練習

役員の皆様へ
皆様それぞれお忙しい中申し訳ありませんが、オーデイション・大賀ホール・オペラシテイ・国際交流基金国際会議場等の申請・打合せ、用意等よろしくお願いします。赤毛のアン・ピアノ譜もよろしく。


代表 小池雅代

７月１６日・訂正です。

７月１６日訂正です。
鳴子坂下が行間が変なままに出てしまいました。
豊城先生の名前を間違えました。眠いの頑張ったのに間違えてごめんなさい。

小池

７月１６日・今週の練習計画

７月１６日
まず明日１７日の練習について。練習したい人は皆来てください。
オーデイションの前にみっちり練習しましょう。だんだんハードル高くなります。
劇団練習とあるのは、２次オーデイションの練習です。練習しないで受験だけしても無駄になります。練習して自習して２０日に受けたらいいと思います。

ビデオ撮影
今日は午前中が体育館でした。練習ビデオ撮影を行いました。軽井沢メンバーのためにです。このビデオを膨らませて、練習ビデオをしっかり作ろうと思っています。日本中から出演できるように！
午後４３室。それが終わってからも練習している人たちがいました。時間と場所がある限り練習して下さい。初めに３年間。

３次オーデイションは時間分けします。
２２日どうしても大きな部屋がとれません。部屋が小さいので13：00～14：30子役・14：30～16：00少女・16：00～17：30大人と時間分けします。

３次受験は劇団員・研究生は２5日・27日にお願いします。
また事務所の都合で22日より前に来る人もいます。
いろいろ悩みもあると思います。時間・経費等のことは受付に相談に来てください。特に大学生とアルバイトで暮らしている役者の卵の方たち。
できるだけお互いに良い方法を考えていきましょう。
世の中、甘くないけれど、少しでも皆が夢を追えればなあと思っています。

本日のお客様・景くん。森の台本に小川さん。豊喜さん。水野さん。水谷さん。アンに宇都宮から金子さんです。軽井沢の合宿も皆さんの応援を頂けそうです。

２２日練習会場　・午前９：00～12：00　新宿村　新宿西口・徒歩20分ぐらい。西口降りて青梅街道を中野方面に歩きます。左に東京医大を通り越して鳴子坂下まで行き左に入ります。途中3回ぐらい分りそうな人に聞けば大丈夫でしょう。
聞くは一時の恥。聞かぬは一生の恥というぐらいですから。

豊喜先生にはほんとにお世話になっています。今日は素敵な車で事務所まで送ってもらいました。自転車族の私としてはとても快適でした。役員の皆様にもいつも送っていただいています。ありがとうございます。
台風がそれて良かったな、と思って帰ってきたら地震のニュースです。何かできるかなと思っています。
昨夜はＢＳで「コンゴ川1000キロ」を見ていました。アフリカの貧しさと環境の影響をもろに受ける暮らし方。
環境も芸術も、経済や社会と離れては存在しないことを、毎回こういう番組みると思い知ります。でも貧しい中でも楽しそうなのは何故でしょう？

私は練習が5日続きです。少々疲れ気味ですが、練習場でピアノ弾いているときはとても楽しいです。
今、実は指が何十年間の使い過ぎで変形し、とても痛いのです。でも皆が上手になるのがうれしくてつい弾いてしまいます。それにつけても音程はしっかり歌ってください。
モーツアルト今年は上手に歌おうね。

軽井沢公演の雑貨屋さん・駅員さん・ベル先生きょうは初めてにしてはなかなかの出来でした。でも頑張らないと水谷おじさまに負けてしまいます！
最初は練習公演と思っていましたが、瀬戸内さんの参加で本公演になりました。これも何かのチャンスです！頑張ろう！

今週の予定はまだまとまりません。明日書きます。


代表　小池雅代

７月１５日オーデイション２次開始

２次オーデイションが開始です。
皆よくやっています！

課題は１次より歌・ダンス・セリフとも少し難しくなりました。
中学２年の２人が一回で合格しました。
１次合格が２人増えました。

２次に関して言えば、合格者は課題の「走れメロス」が、読み切ってあったことにつきます。１００回は読まないと口がまわらないし、自分がわからないで読んでいたのでは観客には勿論意味が通じません。２次もあと３回復活戦をやりますから、２２日プロの事務所から参加する人たちに、どうどうと渡り合えるよう、努力、精進してください。合格者はよくやってありました。

自己紹介
いつものことながら私が個人的に書いてあげた自己紹介は中身が濃くて大変なのです。６年生の潮崎さんは公演した日本各地の地理・歴史「アン」の住むアボンリーに流れていくナイアガラ川を紹介しています。４年生の秋田さんはヨーロッパ公演報告です。これも普段使わない、大使公邸、レセプション、記者会見、市庁舎訪問、担当公使、外交官等難しい言葉が続きほんとに大変ですが、皆にうらやましがられてヨーロッパいったのですからこのぐらいは頑張ってください。きょうはよくやっていました。男子にもメッセージ作ってあります。勉強とは何か？芸術は何のために勉強するのか？舞台上での臨機応変は人生の中でも大切なこと、などこれも少し難しいことを書きました。５年生ならできると思うからです。藤原君・中村君がもう一息完成。ほかの男子も頑張っています。やはりＡ４・２ページの文章の安暗記は大変ですね。でもこれが将来ハムレットのセリフを覚えるときの第一歩です！

感想
全体のレベルが上がってきています。集中するとかなりのことができるようになるのを参加者は手ごたえとしてわかってきたと思います。

読みの課題・小学生、蜘蛛の糸・高校生、れメロス・大人、山月記
６年生が一人「走れメロス」で合格していました。いわなくても勉強してくる人がいます。とてもうれしくなります。勉強に終わりはないのですからつぎつぎ進んでください。山月記はちょっと難しいです。

世界に一人しかいない自分
当然だけれど誰も貴方に代われる人はこの世にいません。世界でたった一人の自分です。その自分をどうやって周りに認めさせていくかが今後の課題ですよね。
自分はいまさら変わるはずないから、今持っている自分の力でどのくらい素敵なもう一人を作り上げるのかが課題です。
鏡を見ましょう。できたら全体の鏡を見ましょう。一番素敵な表情を探してください。一番素敵に見える立ち姿の角度を探してください。
そして颯爽とあるこう。出入りは大変目立ちます。会場の中は全て審査員に注目されていると思ってください。
声の出し方も大切です。役にあった声をだしてください。これも研究する。
化粧も大切です。なんだかいつもよりきれいだわ？ぐらいにさりげなくしてくること。ヘアスタイルも大切です。すべてその姿から「アン」「ギルバート」が想像できるように、考えてくること。
三つ編みは必要・男性は７・３に分ける。ネクタイ付き。

軽井沢の出演者の皆様へ
瀬戸内さん練習は８月２日４時からです。５日は夜７時からです。
貴婦人をおお願いしたご婦人お二人もどうぞよろしくお願いします。

あしたできれば軽井沢チラシを添付します。


代表・小池雅代

７月１２日・７月１４日

ブログは月曜日に更新予定ですが、今自分で書き込めるよう指導を受けましたので書きたくなりました。
まず「主役オーデイション」１次結果です。
最初２０名受験し合格が主役１名・友人１名でしたが、その後２回の猛練習・オーデイション後全員１次合格しました。

バレエの先生（呼川あかねさん）からの一言を伝えます。
バレエはまず手から練習しなさい。舞台での手の表現がきれいだと上手に見えます。手の通り道は一つしかありません。
鏡を見て通り道をきちんと決めましょう。何回か来ていると上手になる人がわかってきます。お家でもおさらいをしてください。

感想
物事は全て“やればできる！”ということは無いのです。（これ大切だから覚えておいてください）やってもやっても出来ないとき、どうするか？が人生の一番大切なところです。
“やればできる”なら、ご３家といわれる受験校の生徒は全員東大合格のはずです。大切なのは“できるまでやる！”です。できるまで頑張れないから全員東大に合格しないのです。
でもそれがその人の限界だった時は、諦めて他の大学に行くのか、浪人するのか、道を変えるのかしますよね。
それと同じに、歌・ダンス・演技も限界までやってダメな時、初めて本当に好きかどうかが分ると思います。それでもやるか、やめるか自分で決めるしかありません。１次の課題はとてもそんな限界を求めるような難しいものではありません。
（ここからひとりごと）
私もピアノのコンクール１０歳から２５歳まで受け続けてダメでした。夏休み４０日で４００時間の練習計画たてて（ピアニスト・バイオリニスト目指す周り中やってましたね。世界を目指す人は運動選手も含め皆同じだと思います）頑張っていました。昔クーラーも無くて暑いからピアノの椅子の隣に、つめたい水置いておしぼり作って汗ふきながら練習してました。
今でも最後のコンクールの不合格通知を覚えています。
あれから３０数年経っているのに今でもあの時の、これで終わりだな、というがっかりした思いは忘れません。
それでも母が「貴女はまだ努力が足りないのよ」といいました。それでまた奮起してピアノリサイタルやったりしましたが。
話飛ぶけれど、８５歳で一人暮らししている母は、能力の限界という言葉を子供に対して一度も使わなかった。それなので私はいつも努力が足りないからダメなのだと思ってきました。
今はやはり、その人ごとに限界ってあると思う。でもまあ夢と希望はできるだけ長く持っていたほうが良いので、何事も努力があればできると思い続けていられたことを母に感謝します。
（ひとりごと終わり）
だからみな最後まで何回も何回も（泣きながらの人もいましたが、泣いても何も出来るようにはならないし、ちっとも可愛くない！）合格するまで集中して頑張りました。この辺が「赤毛のアン」練習が、大変とか怖いとかの原因でしょうが、当たり前のことです。
最初から１次オーデイションにはそんな難しい課題を出していません。歌・コンコーネ１２番、ダンス・表現（クラブダンス可）セリフ・舞台への想い（これは暗記です）このぐらいの１次に合格しないのでは先はありません。

２次からはもう少し難しくなります。
昨日、大人のセリフというか読みの課題に、島崎藤村の詩集を出しました。そのぐらいは演劇人を目指すなら当たり前に知っていてほしいと思います。ご父兄も同じです。子供にばかり要求していないで自分も一緒に読んでください。

最後に
練習しないで出来ることは何もありません。練習しないで合格することもありません。マニュアル読んで出来るなら皆がピアニスト・バレリーナです。
「赤毛のアン」はしっかり練習します。勉強もします。将来への道は真直ぐが一番近道なのです。まだまだ限界まで努力している人は一人もいないし、３年が最低だと思って諦めないこと。継続は力です。その努力の結果で人生をしっかり決められるからです。

連絡事項は特にありませんが下記のとおりです。

○土曜日は浦和練習。
○日曜日は９時から練習。午後から第２次オーデイション。課題はもちろん練習し　てからやります。
○軽井沢大賀ホールチケット発売開始（担当の２人がよくやってくれてます）
○制作発表会場申し込み資料・ホール打合せ、
　オペラシティープログラム資料・ホール打合せが進行中ですね。
○８月６日のビデオ映写の用意

では、また練習会場にてお会いします。日曜日台風が来るようですが、今は雨の合間に新宿御苑の蝉の声が聞こえています。
質問、感想はクラシックライブホームページからよろしくお願いします。


代表　小池雅代