子どもの育ちを新潟から皆で支えます!

多職種からのつぶやきと学びから

子どもの育ちに必要なもの 1

2024-12-07 17:16:32 | 共通

 

子どもの育ちに必要なもの 1

 

いままで、子どもの育ちのみたてについて、いろんな観点から共有させていただいてきました。

それを踏まえまして、次に、子どもの育ちに必要なもの としてご一緒に考えてみたいと思います。

みたてに多彩な観点があるからには、必要なものも大変たくさんあることになりますよね。

あわてず順番に、考えていきたいと思います。

 

たとえば、栄養、です。以前のブログ書き込みで、こどもの栄養療法 について触れましたが、栄養素も挙げていくと多種多様です。

子どもに限らず、多くの精神神経疾患において、栄養素が実は保護的・治療的役割を持っていることが知られています。

アミノ酸、葉酸などの有名なものをはじめとして、ビタミン、微量元素、などいろいろです。

 

微量元素の中で、亜鉛、という物質があります。微量元素とは、多いと害をもたらすが、ごく微量であっても生体の維持に必要で重要

なものを指します。

腎臓病や消化器病による亜鉛欠乏症では、体内の濃度を測定し、補充することで、具合が良くなることは知られています。

さて、こどもの心身症・神経発達症では、どうなのでしょう?

 

次回に続きます。

 

もちもち

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子どもの育ちのみたて 5

2024-12-02 16:24:51 | 共通

子どもの育ちのみたて 5

 

以前に途中までご紹介しました、育ちに寄与する多彩な要因のお話、もう一度別の観点で、お出ししますね。

 

あるお母様「うちの子どもなんですけど、どうです、元気に育ってますかね~?」

担当者「いいですね~、育ちも発達もよさそうですよ。なにかご心配ですか?」

お母様「あーよかったです。実はこの子、900gととっても小さく生まれてきたんです、3か月以上もNICUにいたんですよ。」

担当者「そうだったんですね~」

 

育ちに寄与する要因のみかたを、これまでもずっと、いろんな観点から、話題にしてきました。

そのなかで、小さく生まれてきた、ことも大切に扱いたい要因ですが、学校現場などではあまり注目されないようです。

過大に扱われないこと、それ自体はいいことでもあるのですが、頭の片隅においておいていい要因でもありますね。

とても小さくうまれてきた子どもらには、育ちにいくつか特徴がある、という立場もあるようです。

 

もちもち

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子どもの育ちのみたて 4

2024-10-11 19:31:20 | 共通

子どもの育ちのみたて 4

 

前回の記事から、だいぶ間が空いてしまいました、。。

子どもの育ちは、持って生まれた特性もさることながら、経験もとても大切、それは時間とともに効いてくるから

というのが、私たちの基本となる考え方です、ということを、いろんな図でご説明してきております。

前回と似た図ですが、再度掲載してみました。

 

そんなおり、興味深い書籍を発見し、拝読しましたので、ご紹介です。

「体験格差」 今井悠介著 講談社現代新書

https://www.amazon.co.jp/dp/4065353637

習い事や家族旅行は贅沢?

連鎖するもうひとつの貧困

日本初の全国調査が明かす、「体験ゼロ」の衝撃!  とのことです。

 

もしご興味ございましたら、ご覧になってみてください。

 

もちもち

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子どもの育ちのみたて 3

2024-10-04 11:01:33 | 共通

子どもの育ちのみたて 3

 

ここまで、ずっと、いろんな視点から、子どもの育ちとそのみたて、についてを書いてきてみました。

ここで、一旦、図にして、まとめてみたいと思いました。

 

私たちが大切にすること 「経験」「体験」によってかわりうること、あるいはそれを信じること

を図に盛り込んでみました。

 

私たちの脳や心も、自然にみられる様々な現象事象も、シンプルな基本原則に従いつつも、ちょっとした条件の違いが、その後のたどる道を

変えうる、ということについて、共有できましたら幸いです。

 

もちもち

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子どもの育ちのみたて 2

2024-09-24 08:06:06 | 共通

子どもの育ちのみたて 2

 

子どもの育ちに影響を与える要因は、考え始めるときりがないくらい、いろいろあります。

図に示しました通り、大きく分けると、本人自身の要因と、環境側からの要因に分けられます。

自分で考えてもいいですが、専門家(医療など)に意見を聞いてみることで、ほっといていい要因なのか

早めに手を打ったほうがいいものなのか、切り分けをすることができますね。

 

療育機関の病院の先生は、そんなことを、診察されながら、考えているのだと思いますよ。

 

もちもち

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする