子どもの育ちを新潟から皆で支えます!

多職種からのつぶやきと学びから

子どもの育ちに必要なもの 2

2024-12-23 09:05:04 | 共通

子どもの育ちに必要なもの 2

 

前回、子どもの育ちに必要なものがあまたある中で、栄養素の話を始めました。その続きです。

亜鉛は、微量元素のうちのひとつで、生体の免疫を初め、様々な機能の調節に関与しているといわれています。

多くとると毒、でも全くないのも問題で、微量にあることが重要です。

欠乏すると、口内炎や皮膚の炎症をはじめ様々な症状をだします。

従って、こどもの育ちにも間違いなく必要なのですが、どのようなときに減少するのかは未解明の部分がおおいです。

 

私たちは、神経発達症や心身症の子どもたちへの、ていねいな診療と、個人それぞれに合った治療を探す一環として、体内の亜鉛動態を

調べています。調査によって、その特徴の一部が見え始めました。

どうやら、栄養摂取、発達特性、睡眠の質、様々なことが低下に関与しているようです。

次回に続きます。

 

もちもち

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Photo 冬の弥彦山

2024-12-20 19:39:00 | Photo
Photo 冬の弥彦山

今年の冬は寒い大雪と言われていますが、さてどうなることでしょう。
確かに去年より曇雨の暗い日が多い気がする中で、今朝、少し朝日が出てくれました。
高速道路から遠くを眺めると、うっすら白くなった弥彦山が、低山でもカッコよく見えました。

もちもち





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子どもの育ちに必要なもの 1

2024-12-07 17:16:32 | 共通

 

子どもの育ちに必要なもの 1

 

いままで、子どもの育ちのみたてについて、いろんな観点から共有させていただいてきました。

それを踏まえまして、次に、子どもの育ちに必要なもの としてご一緒に考えてみたいと思います。

みたてに多彩な観点があるからには、必要なものも大変たくさんあることになりますよね。

あわてず順番に、考えていきたいと思います。

 

たとえば、栄養、です。以前のブログ書き込みで、こどもの栄養療法 について触れましたが、栄養素も挙げていくと多種多様です。

子どもに限らず、多くの精神神経疾患において、栄養素が実は保護的・治療的役割を持っていることが知られています。

アミノ酸、葉酸などの有名なものをはじめとして、ビタミン、微量元素、などいろいろです。

 

微量元素の中で、亜鉛、という物質があります。微量元素とは、多いと害をもたらすが、ごく微量であっても生体の維持に必要で重要

なものを指します。

腎臓病や消化器病による亜鉛欠乏症では、体内の濃度を測定し、補充することで、具合が良くなることは知られています。

さて、こどもの心身症・神経発達症では、どうなのでしょう?

 

次回に続きます。

 

もちもち

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子どもの育ちのみたて 5

2024-12-02 16:24:51 | 共通

子どもの育ちのみたて 5

 

以前に途中までご紹介しました、育ちに寄与する多彩な要因のお話、もう一度別の観点で、お出ししますね。

 

あるお母様「うちの子どもなんですけど、どうです、元気に育ってますかね~?」

担当者「いいですね~、育ちも発達もよさそうですよ。なにかご心配ですか?」

お母様「あーよかったです。実はこの子、900gととっても小さく生まれてきたんです、3か月以上もNICUにいたんですよ。」

担当者「そうだったんですね~」

 

育ちに寄与する要因のみかたを、これまでもずっと、いろんな観点から、話題にしてきました。

そのなかで、小さく生まれてきた、ことも大切に扱いたい要因ですが、学校現場などではあまり注目されないようです。

過大に扱われないこと、それ自体はいいことでもあるのですが、頭の片隅においておいていい要因でもありますね。

とても小さくうまれてきた子どもらには、育ちにいくつか特徴がある、という立場もあるようです。

 

もちもち

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする