皆さん、こんにちは。
私たちはかつてとある媒体において、数千件におよぶ国内外の製品、あるいはブランドのプロモーションやPRに携わり、そして日本国内50件以上のエリアプロモーションを手掛けてきました。エリアプロモーションでは地域の様々な観光資源、地場の企業とその商材、歴史や風土、文化といったものを全国にご紹介しました。
一部の例外を除き、多くの場合その目的は、製品やブランドの周知、そして価値の育成による販売促進であり、また人的交流促進による経済的な地域振興です。私たちはその全てにおいて大成功を収めた!とは言いませんが、優先順位の高い目的については必ず一定の成果を出し続けてきたと自負しております。
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媒体から独立し制約がなくなると、他で集客や周知が厳しいと判断されたプロモーション案件についても積極的に関わり、成功させてきました。しかし、、、そこで私たちはひとつの深刻な問題に行き当たったのです。
それは、プロモーションを成功させても、目的とする販売促進や地域振興には必ずしも結びつかないという問題です。これはプロモーションで大きな成功を収めた場合にこそ顕著と言えました。市場(消費者)や販路から好感を得る。あるいは多くのメディアに取り上げられ、広く周知がなされる。その結果において、当事者である事業者や地域がついて来れないというものです。
製品や店舗の準備が間に合わない、販路や消費者の対応窓口がない、2次交通がない、スケジュールやその他、案内の不足や不備、、、などなど。
時には市場の好意的な反響に「自分たちの価値は高い」と慢心してしまい、販路やお客さまに対する対応が一方的な告知や要望になるなど雑となる事さえ起こったのです。
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当たり前の事ですが、製品や地域があり、それを周知する事で、興味を持つ人が現れ、そして購入や訪れるための手段を講じ、はじめて目的である販売や訪問が実現します。
それらは繋がっていて、どこが欠けても目的を達成する事はできません。けれども多くの場合、それらを切り分けて考え、各局面ごとに完結した業務として捉え、その前後の事情や状況を加味する事が少ないように思いました。
そこで私たちはプロモーションの実践にあたり、可能な限り前後の状況を勘案し、また必要に応じて現場や販路を絡める事で、目的の達成に向けて、より実効性のある業務遂行を目指す事にしました。
そのためにはどのように策案し、またどのように実行すべきなのか?を常に念頭に置いています。そしてこの理念を「Co-BusinessMate」と呼ぶことにしました。
現場、プロモーション、販路、市場(消費者)のそれぞれの立場での発想やアイデアを一つに統合して発信する。
Co-BusinessMateのロゴマークにはそんな意味が込められています。