東北笑福市メンバー7社が出店した日本橋三越の食品イベント「食のなんじゃこりゃ~博覧会」、6日間の会期が無事に終了しました。
会期中に開催の様子をレポートしたかったのですが、てんてこ舞いの毎日だったため、終了後のご報告となります。
会期中に開催の様子をレポートしたかったのですが、てんてこ舞いの毎日だったため、終了後のご報告となります。
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「食のなんじゃこりゃ~博覧会」は、なんじゃこりゃハンター・粕谷浩子氏プロデュース、三越主催。昨年も開催された人気イベントで、良い意味で“老舗百貨店らしからぬ”オモシロさ。全国から珍味や特産品、地元では普通に食べられているけれど圏外には出回っていない、珍しい食べものを集めるというものです。
今回はさらに「米とおかずのマリアージュ」をテーマに、ご飯に合う美味しいものが全国から大集合しました。
今回はさらに「米とおかずのマリアージュ」をテーマに、ご飯に合う美味しいものが全国から大集合しました。
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我らが東北笑福市チームは、岩手・宮城・福島・秋田からご飯に合うラインナップを取りそろえ、さらに「なんじゃこりゃ~」のコンセプトにもマッチする珍味を用意して参戦。
多くのお客様にお越しいただき、お買い物、試食、イートインもお楽しみいただきました!
まずは、我らがムードメーカー、TRS食品(有)・田中さん。人気の定番商品「三陸地物焼」とともに、このイベントのために謎の魚「コワダ」を出品。
田中さんがコワダを取り出しホットプレートに乗せると、ジュ~ッ!という音とネギ塩の香りが広がり、お客様の足が止まります。
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実は、コワダとはマンボウのホルモン焼き。水族館でおなじみのマンボウの腸で、三陸地域ではスーパーに流通し日常的に食されているとか。田中さんいわく「マンボウはぼーっとした魚で、ふらふら海を漂っているうちに網にかかってしまうんだ」とのこと。
身体の99%が水分で保存も流通も難しく、網にかかったマンボウは地元で消費されるといいます。身の部分は比較的安価で酢味噌で和え、腸は高価で料亭などで供されるそうです。
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そんなマンボウの腸を田中さんはネギ塩で味付けし、イベント限定品としてお持ちしたところ大人気! 香りに誘われて足を止めたお客様は、マンボウだと知るとちょっと驚きますが、ひと口試食すると絶妙な味付けと歯ごたえに魅了され、お買い上げいただきました。
いっしょに出店した他チームの皆さんからも大好評。田中さんはいつしか「マンボウの人」と呼ばれ、会場のアイドルに。
イートインでも物販でも大人気で、3日目で完売となりました。
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続いて東北笑福市の“センター”(株)福島紅葉漬・大竹さん。「紅葉漬」は、そのロマンチックな名称と鮮やかな紅色がお客様の目を引きます。
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そのビジュアルに目を留め、足を止めたお客様に大竹さんが控えめに話しかけ、そっと試食をお薦めします。すると、ひと口召し上がったお客様はその味わいに目を丸くされ、間違いなくご購入いただけるのです。
紅葉漬はいわゆる鮭の糀漬けで、鮭を塩と米糀で漬けた発酵食品。とろけるような食感、糀のまろやかさ、鮭の絶妙な塩味で、ご飯がススムススム!何杯でもいけます。
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首都圏ではあまり知られていませんが、福島ではお馴染みの故郷の味。「なつかしい」と言ってお買い上げになった福島県ご出身のお客様もいらっしゃいました。
「昨日買って食べたら美味しかった!」と会期中のリピート購入も少なくなく、他チームの出店者さんたちもお買い上げ下さったうえ「こちらの紅葉漬も美味しいですよ!」と自分たちのお客様にもお薦めしてくれました。
脂のりの良い紅鮭、国産の秋鮭、秋鮭のからし味の3種類をお持ちしましたが、秋鮭は完売。
イートインでも大人気で、炊きたてのご飯といっしょに100皿以上をお召し上がりいただきました。
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こうしてイベント会場を盛り上げ、存在感を発揮した東北笑福市チーム。次回の出店レポートでは、ニューフェイスの楽っ樹さん、三陸わかめの松栄さんの活躍ぶりをご紹介します!
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