先日
将棋の藤井聡太さんと豊島将之さんの竜王戦の激闘を解説した
NHKのスペシャル番組を見ました
ニュースで話題になっていたのも知っていましたが
将棋もできないし並みの知識しかないので
その時は
「史上最年少の竜王。すごいね!!」
くらいの感想でしたが
この番組を見て
将棋とそのタイトルに対する想いがぐわっと高まりました
なんたってその竜王というタイトルが
将棋界最高峰であること
そのタイトルホルダーである豊島九段に
これまでほぼ負け続けていた藤井四冠が全勝したということ
全勝したからといって
豊島九段が弱かったわけではなく
藤井四冠が苦しい戦いを粘って粘って
やっと勝てた勝負だったそうです
その粘りは
今まで勝てなかった豊島九段から学んだことで
豊島九段がいなければ
学べなかったこと
孤高の天才豊島九段は
タイトルを取ることを目標にしていたが
タイトルを取ってしまってから目標がなくなってしまったそうです
でも
藤井四冠と将棋の世界を
その本当の姿を追求することに意味をみつけたそうです
ライバルってすばらしい
互いを高めあえる対等な関係
どうやって勝ちにいくかというより
純粋に将棋の楽しさを共有するしあわせを選んだ豊島九段
タイトルを奪われたことより
対局後に指さなかった方の手を考え続け
まだまだ正解を指し続けたかったそうです
十数年間にはまった「ヒカルの碁」の
ひかるとあきらにかぶります
天才と才能の激闘
ふたりとも純粋すぎて、もう…
きゅんきゅんしてしまいました