6月27日(月)
「北欧菓子の会」の友だちに誘われて、銀座に古代オリエント&ヨーロッパ料理をいただきに行った。
この会の人たちはみんな美味しいものや珍しい食べ物に敏感で、いろいろな情報をくれる。
予約時間に現地集合。
HPにある住所を頼りに、コリドー街のあたりかな?と歩いてみたけれどなかなか見つからず、さんざん歩いて1本外側?の細い道沿いにあるお店の入り口にやっとたどりついた。
なかなか味わいのある小路。
この「日々輝」はウイスキーバーで、主に日本の「響」推し♪
カウンターの向こうにはボトルキープされた響がネームプレートを提げて並んでいた。
さて、私たち5人がそろってお食事会の始まり。
まずは飲み物を訊かれ、私を入れた3人は、ノンアルコールのミンテ Μίνθη(古代ギリシア風ミントウォーター)を注文。
あとの2人は越後のビールを古代文字が刻まれたグラスで飲むことに。
お料理の一品目は、古代ギリシア ホメロス『イリアス』のキュケオーン
キュケオーンは古代ギリシアの神話などに登場する食べ物と飲み物の中間に位置する料理。
構成される食材は主に水、大麦、チーズもしくは香草を加え、混ぜ合わせて作られました。
今回はホメロス『イリアス』版のキュケオーンをご提供。
ワインにすりおろしたチーズと大麦粉を加えてキュカオー(混ぜ合わせ)します。
物語に登場する料理をご賞味あれ。(紹介HPより)
アルコールを飛ばした赤ワインの香りと発酵した大麦の風味をまろやかに感じ、添えられたミントの葉がアクセントになっていた。
食べ物と飲み物の中間とは言え、お箸でいただけるほどの固さ。
見た目よりずっと満腹感を感じる食べ応えがあるお料理だった。
二品目は、古代ローマ カエサルに捧げるアスパラガスの卵とじ
ローマ帝国の基礎を作ったのが、ガイウス・ユリウス・カエサルでした。
カエサルのエピソードには食用ではない香油が振りかけられたアスパラガスを平然と食したものがあります。
これにはホストの面目をつぶさないという心遣いがあったようです。
そんな、カエサルにローマ帝国が誇るおいしいアスパラガス料理を捧げます。
古代ローマのレシピ集『アピキウスの料理帖』にある調理法で作られたアスパラガスの卵とじ料理です。(紹介HPより)
一見、アスパラガスのスパニッシュオムレツ。
いただいてみても、やっぱり美味しいスパニッシュオムレツ(^^)
溶いた卵は最後に流し込むだけで、全体に混ぜ合わせないのが特徴だそう。
優しいお味だった。
これならカエサルも満足したことでしょう。
三品目は、古代メソポタミア 古代メソポタミアパン・クサープ
『ギルガメシュ叙事詩』第4の書板に登場するクサープ。
クサープとはアッカド語で「パンを割いた」という意。
ギルガメシュとエンキドゥがフンババ討伐へと香柏の森に向かい、約200km進んで休憩している描写に出てくるパンです。
携帯できる無発酵パン(平たいパン)として提供します。(紹介HPより)
平たいしっかりした生地のパン。
古代メソポタミアで最も一般的に使われていた大麦を主体に、小麦やエンマ-小麦を使って作られる。
しみじみと穀物の味を感じられて、見た目のシンプルさ以上に楽しめるパンだった。
添えられたソースは、当時のレシピに忠実に、すりおろしたネギとニンニクに、バターと蜂蜜を混ぜ合わせたもの。
これをつけるとまるでパンケーキのようになる。
最後の四品目、古代メソポタミア 牛肉のオーブン焼き シュイールム
ギルガメシュと相対した天牛に想いを馳せて噛み締めたい牛肉のオーブン焼き。
焼き上げた牛肉を薄切りにして、塩をつけて食べてもおいしい。
ナイフで一口大にカットした後に、「追い塩」や赤ワインビネガーをつけて食べるならば、つけない時との差が感じられる一品。
(紹介HPより)
今回使われたのは国産牛のモモ肉だそう。
最初に、オーブンから出した丸のまま見せられた時にはみんなテンションが上がった。
お肉のかたまりってなんてワクワクするのでしょう♪
きっと古代の人はもっと盛り上がったはず。
そしてカットされネギのソテーの上に乗せられてひとり分ずつサーブされたお肉のなんて美味しそうなこと!
実際美味しかった。
しっかりかみしめていただいた。
この猛暑の夏、ボリュームあるお肉をいただいて、元気にのりきりましょう。
そんな話をし、古代に思いを馳せ、想像を巡らせたおしゃべりを楽しみながら、お食事会は終わった。
粘土板や壁画にレシピを残してくれた古代の人々ありがとう。
そして楽しいお話を聞かせてくださった日々輝のマスター、ありがとうございました。
次は美味しいウイスキーをいただきに行こうかな。
「北欧菓子の会」の友だちに誘われて、銀座に古代オリエント&ヨーロッパ料理をいただきに行った。
この会の人たちはみんな美味しいものや珍しい食べ物に敏感で、いろいろな情報をくれる。
予約時間に現地集合。
HPにある住所を頼りに、コリドー街のあたりかな?と歩いてみたけれどなかなか見つからず、さんざん歩いて1本外側?の細い道沿いにあるお店の入り口にやっとたどりついた。
なかなか味わいのある小路。
この「日々輝」はウイスキーバーで、主に日本の「響」推し♪
カウンターの向こうにはボトルキープされた響がネームプレートを提げて並んでいた。
さて、私たち5人がそろってお食事会の始まり。
まずは飲み物を訊かれ、私を入れた3人は、ノンアルコールのミンテ Μίνθη(古代ギリシア風ミントウォーター)を注文。
あとの2人は越後のビールを古代文字が刻まれたグラスで飲むことに。
お料理の一品目は、古代ギリシア ホメロス『イリアス』のキュケオーン
キュケオーンは古代ギリシアの神話などに登場する食べ物と飲み物の中間に位置する料理。
構成される食材は主に水、大麦、チーズもしくは香草を加え、混ぜ合わせて作られました。
今回はホメロス『イリアス』版のキュケオーンをご提供。
ワインにすりおろしたチーズと大麦粉を加えてキュカオー(混ぜ合わせ)します。
物語に登場する料理をご賞味あれ。(紹介HPより)
アルコールを飛ばした赤ワインの香りと発酵した大麦の風味をまろやかに感じ、添えられたミントの葉がアクセントになっていた。
食べ物と飲み物の中間とは言え、お箸でいただけるほどの固さ。
見た目よりずっと満腹感を感じる食べ応えがあるお料理だった。
二品目は、古代ローマ カエサルに捧げるアスパラガスの卵とじ
ローマ帝国の基礎を作ったのが、ガイウス・ユリウス・カエサルでした。
カエサルのエピソードには食用ではない香油が振りかけられたアスパラガスを平然と食したものがあります。
これにはホストの面目をつぶさないという心遣いがあったようです。
そんな、カエサルにローマ帝国が誇るおいしいアスパラガス料理を捧げます。
古代ローマのレシピ集『アピキウスの料理帖』にある調理法で作られたアスパラガスの卵とじ料理です。(紹介HPより)
一見、アスパラガスのスパニッシュオムレツ。
いただいてみても、やっぱり美味しいスパニッシュオムレツ(^^)
溶いた卵は最後に流し込むだけで、全体に混ぜ合わせないのが特徴だそう。
優しいお味だった。
これならカエサルも満足したことでしょう。
三品目は、古代メソポタミア 古代メソポタミアパン・クサープ
『ギルガメシュ叙事詩』第4の書板に登場するクサープ。
クサープとはアッカド語で「パンを割いた」という意。
ギルガメシュとエンキドゥがフンババ討伐へと香柏の森に向かい、約200km進んで休憩している描写に出てくるパンです。
携帯できる無発酵パン(平たいパン)として提供します。(紹介HPより)
平たいしっかりした生地のパン。
古代メソポタミアで最も一般的に使われていた大麦を主体に、小麦やエンマ-小麦を使って作られる。
しみじみと穀物の味を感じられて、見た目のシンプルさ以上に楽しめるパンだった。
添えられたソースは、当時のレシピに忠実に、すりおろしたネギとニンニクに、バターと蜂蜜を混ぜ合わせたもの。
これをつけるとまるでパンケーキのようになる。
最後の四品目、古代メソポタミア 牛肉のオーブン焼き シュイールム
ギルガメシュと相対した天牛に想いを馳せて噛み締めたい牛肉のオーブン焼き。
焼き上げた牛肉を薄切りにして、塩をつけて食べてもおいしい。
ナイフで一口大にカットした後に、「追い塩」や赤ワインビネガーをつけて食べるならば、つけない時との差が感じられる一品。
(紹介HPより)
今回使われたのは国産牛のモモ肉だそう。
最初に、オーブンから出した丸のまま見せられた時にはみんなテンションが上がった。
お肉のかたまりってなんてワクワクするのでしょう♪
きっと古代の人はもっと盛り上がったはず。
そしてカットされネギのソテーの上に乗せられてひとり分ずつサーブされたお肉のなんて美味しそうなこと!
実際美味しかった。
しっかりかみしめていただいた。
この猛暑の夏、ボリュームあるお肉をいただいて、元気にのりきりましょう。
そんな話をし、古代に思いを馳せ、想像を巡らせたおしゃべりを楽しみながら、お食事会は終わった。
粘土板や壁画にレシピを残してくれた古代の人々ありがとう。
そして楽しいお話を聞かせてくださった日々輝のマスター、ありがとうございました。
次は美味しいウイスキーをいただきに行こうかな。