こんにちは!
CONNECT English Schoolの早坂です!
今日はTalkingとSpeakingの違いということをテーマに書きたいと思いますが、皆さんはこの2つを同じだと考えていませんか?
どちちらも日本語では「話す」ですよね?だったら同じじゃないかと思うかと思いますが、この2つには明確な違いがあります。
4技能試験に「話す」という項目がありますが、これはTalkingではなくSpeakingとされています。それはなぜなのでしょうか?
TalkingとSpeakingの違い
TalkingとSpeakingの違いを簡単に言うと
Talking :人と会話をすること、人に情報を伝えること
Speaking:自分の考えなどを論理的かつ正確に話すこと
だということができると思います。
もう少し深く見ていきましょう。
speakの名詞はspeech(スピーチ・講演・演説)です。
そこで、英英辞典のspeechの項目を見てみると
A formal talk that a person gives to audience 聴衆に向けて行う形式的な話・発話
とあります。
また、speakの項目には、
1:To mention or describe something or somebody 何か、もしくは誰かについて言及したり描写したりすること
2:To use a particular language to express yourself 自分の考えを発表するのにある特定の言語を使うこと
3:To make a speech to an audience 聴衆に向けて講演を行うこと
とあります。
つまり、Speakingとは正しい文法、正しい語彙選択、正しい発音やイントネーションを用いて自分の考えを相手に的確に伝える能力、もしくはそれを表現する能力のことであり、過度なボディランゲージ(身振り手振り)や不正確な文法、単語のみを使用してでも相手に思っていることを伝えることを目的とするTalkingとは全く違うということです。
このことについて、実際に1つの質問を通して考えてみましょう。次の質問に関して、TalkingとSpeakingの観点から答えた例を出したいと思います。
Question: What did you do last Sunday? (この前の日曜日、何をしましたか?)
*Talkingでの回答
Read a book, played baseball, watch TV.
*Speakingでの回答
I read a book in the morning. Then, I played baseball. After that, I watched TV.
Talkingの回答は、主語が欠落しています。また、したことを羅列するのに接続詞がありません。さらには過去のことを話すのにwatchが原形(もしくは現在形)で時制がおかしいです。
したがって、これをSpeakingの解答とした場合、その評価は低くなります。
ところが、コミュニケーションを重視(意図が伝わることを重視)した会話(talking)では、このような回答をしてもそれまでの話の流れや雰囲気などから相手に自分のしたことが伝わっていますので、あまり問題視されません。
一方、Speakingの回答は、主語や時間の表現を入れ、かつ接続詞を並べることによってしたことの順序がより明確になっています。このように、正確で間違いの少ない文で答えることがSpeakingでは求められているのです。
ここまでで言いたいのは、
Talkingの力はSpeakingの力と決して同じではない
ということです。
つまり、Talkingが上手でもSpeakingの評価が高くなるとは限らないということです。
もちろん、TalkingとSpeakingには「その言語を使用する」という共通の行為があるので、全く関係がないというわけではありません。Talkingの力を伸ばしていけば、Speakingの力も伸びるでしょう。
でも、それはある一定のところで止まります。
Speakingを伸ばすためにはSpeakingの勉強をしなければならないのです。
Talkingだけを磨いていたのでは試験で高評価は得られないのです。
いかがだったでしょうか?
TalkingとSpeakingの違いがなんとなくでも伝わったでしょうか?
皆さんが目指しているのはどちらですか?
英会話がうまくなったり、コミュニケーションを上達させたりしたいならTalking、試験で点数を取るためにはSpeaking、これらの練習を区別して行ってみてくださいね。
次回は【Speaking能力を伸ばす方法】について書きたいと思います。
※無料体験会・説明会のお知らせ※
CONNECT English Schoolは埼玉県越谷市、JR南越谷駅(新越谷駅)から徒歩3分のところにある、地域で唯一、4技能試験に焦点をあてた授業を行っている大学受験英語専門のスクールです。
大きな特徴としては、従来のReading中心ではなく、個人では伸ばしにくいSpeakingとListeningを中心に授業を行っています。
また、質の高いWritingの課題や、今その効果がかなり広まりつつある「音読」を自習教材として用いることで英語力向上を目指しています。
代表講師の早坂は、英検1級を持ち、10年以上予備校や塾、家庭教師などで大学入試にかかわってきたベテラン講師です。
これから変わるSpeakingやListeningを含む新しい大学入試英語に対応することができるのは、大学入試だけでなく、英会話スクールや通訳案内士といった多方面で英語を使った仕事をしてきた経験があるからです。
これまでのような従来のReading中心で英語を教えてくれる予備校などでは今後の受験対策は難しいところがあります。
また、最近ではネイティブとオンライン英会話をすることによってSpeakingの力を伸ばそうという風潮がありますが、大学受験のことを知らないネイティブと話をしても方向性が異なりますし、そもそもネイティブと話をすることはTalkingの練習になってもSpeakingの練習にはならない場合があります。
CONNECT English Schoolでは、英検をはじめ、GTEC, TEAP, TOEFL,などの試験で点数を取るための指導を行っているという点で、明らかに従来の予備校や英会話スクールとは異なります。
更に、CONNECT English Schoolは学校の定期試験対策も行っています。
具体的には、試験2週間前の土日にスクールを開放し、自由になんでも質問できます。
また、代表自らが家庭教師の経験で培った「予想問題」を生徒一人一人に作成します。
前回の定期試験もこの予想問題が当たって大幅に英語の点数が伸びたという生徒がいました。
さらに詳しい授業内容やこれから大学入試英語がどう変わっていくのかを説明会&体験会でお話しています。
こちらの説明会は高校生もしくは中高一貫校の中学3年生であれば無料で参加できます(保護者同伴歓迎)。
説明会には授業の体験会もついてきますので、そこで4技能をどう伸ばしていけばいいかのヒントがつかめると思います。
以下の説明会&体験会の日程をご確認の上、興味のある方はまずはお気軽に教室にご連絡ください。
なお、CONNECT English Schoolはとても小さいスクールになっております。
それは、大手のような全体に向けた授業ではなく、代表が一人一人に目が届くようにしたいという気持ちが第一にあるからです。
そのため、在籍できる生徒数に限りがございますので、お早めにご連絡いただくことをお勧めいたします。
*10月の無料体験会・説明会
10月は毎週土曜日、13時からを予定しています。
参加ご希望の方はホームページの問い合わせから連絡いただくか、connect.koshigaya@gmail.comまでお名前、ご住所、電話番号、通っている高校名、保護者同伴の有無をご記入の上メールしてください
ホームページ→http://www.connect-english-school.com/
アクセス↓
CONNECT English Schoolの早坂です!
今日はTalkingとSpeakingの違いということをテーマに書きたいと思いますが、皆さんはこの2つを同じだと考えていませんか?
どちちらも日本語では「話す」ですよね?だったら同じじゃないかと思うかと思いますが、この2つには明確な違いがあります。
4技能試験に「話す」という項目がありますが、これはTalkingではなくSpeakingとされています。それはなぜなのでしょうか?
TalkingとSpeakingの違い
TalkingとSpeakingの違いを簡単に言うと
Talking :人と会話をすること、人に情報を伝えること
Speaking:自分の考えなどを論理的かつ正確に話すこと
だということができると思います。
もう少し深く見ていきましょう。
speakの名詞はspeech(スピーチ・講演・演説)です。
そこで、英英辞典のspeechの項目を見てみると
A formal talk that a person gives to audience 聴衆に向けて行う形式的な話・発話
とあります。
また、speakの項目には、
1:To mention or describe something or somebody 何か、もしくは誰かについて言及したり描写したりすること
2:To use a particular language to express yourself 自分の考えを発表するのにある特定の言語を使うこと
3:To make a speech to an audience 聴衆に向けて講演を行うこと
とあります。
つまり、Speakingとは正しい文法、正しい語彙選択、正しい発音やイントネーションを用いて自分の考えを相手に的確に伝える能力、もしくはそれを表現する能力のことであり、過度なボディランゲージ(身振り手振り)や不正確な文法、単語のみを使用してでも相手に思っていることを伝えることを目的とするTalkingとは全く違うということです。
このことについて、実際に1つの質問を通して考えてみましょう。次の質問に関して、TalkingとSpeakingの観点から答えた例を出したいと思います。
Question: What did you do last Sunday? (この前の日曜日、何をしましたか?)
*Talkingでの回答
Read a book, played baseball, watch TV.
*Speakingでの回答
I read a book in the morning. Then, I played baseball. After that, I watched TV.
Talkingの回答は、主語が欠落しています。また、したことを羅列するのに接続詞がありません。さらには過去のことを話すのにwatchが原形(もしくは現在形)で時制がおかしいです。
したがって、これをSpeakingの解答とした場合、その評価は低くなります。
ところが、コミュニケーションを重視(意図が伝わることを重視)した会話(talking)では、このような回答をしてもそれまでの話の流れや雰囲気などから相手に自分のしたことが伝わっていますので、あまり問題視されません。
一方、Speakingの回答は、主語や時間の表現を入れ、かつ接続詞を並べることによってしたことの順序がより明確になっています。このように、正確で間違いの少ない文で答えることがSpeakingでは求められているのです。
ここまでで言いたいのは、
Talkingの力はSpeakingの力と決して同じではない
ということです。
つまり、Talkingが上手でもSpeakingの評価が高くなるとは限らないということです。
もちろん、TalkingとSpeakingには「その言語を使用する」という共通の行為があるので、全く関係がないというわけではありません。Talkingの力を伸ばしていけば、Speakingの力も伸びるでしょう。
でも、それはある一定のところで止まります。
Speakingを伸ばすためにはSpeakingの勉強をしなければならないのです。
Talkingだけを磨いていたのでは試験で高評価は得られないのです。
いかがだったでしょうか?
TalkingとSpeakingの違いがなんとなくでも伝わったでしょうか?
皆さんが目指しているのはどちらですか?
英会話がうまくなったり、コミュニケーションを上達させたりしたいならTalking、試験で点数を取るためにはSpeaking、これらの練習を区別して行ってみてくださいね。
次回は【Speaking能力を伸ばす方法】について書きたいと思います。
※無料体験会・説明会のお知らせ※
CONNECT English Schoolは埼玉県越谷市、JR南越谷駅(新越谷駅)から徒歩3分のところにある、地域で唯一、4技能試験に焦点をあてた授業を行っている大学受験英語専門のスクールです。
大きな特徴としては、従来のReading中心ではなく、個人では伸ばしにくいSpeakingとListeningを中心に授業を行っています。
また、質の高いWritingの課題や、今その効果がかなり広まりつつある「音読」を自習教材として用いることで英語力向上を目指しています。
代表講師の早坂は、英検1級を持ち、10年以上予備校や塾、家庭教師などで大学入試にかかわってきたベテラン講師です。
これから変わるSpeakingやListeningを含む新しい大学入試英語に対応することができるのは、大学入試だけでなく、英会話スクールや通訳案内士といった多方面で英語を使った仕事をしてきた経験があるからです。
これまでのような従来のReading中心で英語を教えてくれる予備校などでは今後の受験対策は難しいところがあります。
また、最近ではネイティブとオンライン英会話をすることによってSpeakingの力を伸ばそうという風潮がありますが、大学受験のことを知らないネイティブと話をしても方向性が異なりますし、そもそもネイティブと話をすることはTalkingの練習になってもSpeakingの練習にはならない場合があります。
CONNECT English Schoolでは、英検をはじめ、GTEC, TEAP, TOEFL,などの試験で点数を取るための指導を行っているという点で、明らかに従来の予備校や英会話スクールとは異なります。
更に、CONNECT English Schoolは学校の定期試験対策も行っています。
具体的には、試験2週間前の土日にスクールを開放し、自由になんでも質問できます。
また、代表自らが家庭教師の経験で培った「予想問題」を生徒一人一人に作成します。
前回の定期試験もこの予想問題が当たって大幅に英語の点数が伸びたという生徒がいました。
さらに詳しい授業内容やこれから大学入試英語がどう変わっていくのかを説明会&体験会でお話しています。
こちらの説明会は高校生もしくは中高一貫校の中学3年生であれば無料で参加できます(保護者同伴歓迎)。
説明会には授業の体験会もついてきますので、そこで4技能をどう伸ばしていけばいいかのヒントがつかめると思います。
以下の説明会&体験会の日程をご確認の上、興味のある方はまずはお気軽に教室にご連絡ください。
なお、CONNECT English Schoolはとても小さいスクールになっております。
それは、大手のような全体に向けた授業ではなく、代表が一人一人に目が届くようにしたいという気持ちが第一にあるからです。
そのため、在籍できる生徒数に限りがございますので、お早めにご連絡いただくことをお勧めいたします。
*10月の無料体験会・説明会
10月は毎週土曜日、13時からを予定しています。
参加ご希望の方はホームページの問い合わせから連絡いただくか、connect.koshigaya@gmail.comまでお名前、ご住所、電話番号、通っている高校名、保護者同伴の有無をご記入の上メールしてください
ホームページ→http://www.connect-english-school.com/
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