
おか~さん 『どうしてクッキーが毎日お散歩に行きたいのか分かりました。
蝉獲りがしたいのです。』
クッキー 『ここからセミが出るんでしょ?


おか~さん 『今年もこんなに穴が開いてます。
夜中になっても泣き止まないほどセミが孵ったのです。』
クッキー 『でもあっちで鳴いてるねん


おか~さん 『そりゃあセミだって君に捕まりたくないから
木の高い所にいて鳴いてるんでしょうよ。
ねえ、もう帰ろうよ、暑いしさ

クッキー 『でも、そのうち下に来るかもしれん。
オレは蝉獲りするんや


おか~さん 『このあとクッキーの粘り勝ちと言うか。。。。
弱ったセミが低空飛行する所を猫パンチ

落ちて来たらくわえてみせてくれました。
止めさせるのに必死で写真は撮れてません。
この写真は去年の物ですが、これと全く同じです。』
クッキー 『おか~さんっ、これあげる

おか~さん 『おか~さんはいらないからね

クッキー 『ちぇーっなんでやねん

おか~さん 『全くありがた迷惑ですが、こういう時叱っちゃいけないんですよね。
心の中は『ぎゃ~~

「よくできたね。もういいからね」って言います。
理解できたのか、それともさらなる上を目指しているのか
この後も公園から帰りたがらず、
セミの声に耳を傾けるクッキーなのでした。』