ちースンポウで前々から危惧していた事だったが、日本に唯一残っていた日暮里の銭湯、斉藤湯の三助さん(三助が分からねェ奴ぁテメエで調べろ!)の橘さんがひっそりと引退してしまった。
アタシの目から見ても、一昨年辺りから橘さんの体調の悪さがは感じ取れてはいたのだが、チト早過ぎる。
今までオフレコだったのだが、斉藤湯は今年の4月から建て直しに入るのでこれを機に3月いっぱいで橘さんは引退という筋書きだったのに、まさか前倒しで引退してしまうとは‥。
しかし、日本の伝統的職業の最後の一人が引退してしまったつーのに何で大騒ぎしないのだろう?歌舞伎や狂言だけが伝統文化じゃねぇや!三助さんの様な庶民文化は何で下に見られるのだろう。国民の大多数は庶民なのに。
まあ、四の五の言っても仕方ないが、この日本から「三助さん」つー仕事が無くなってしまった事を少なくともアタシの胸には刻み付けておこう。
橘さん、長い間お疲れ様でした。ゆっくりとお休みください。
斉藤湯のご主人のご厚意で「流し札」をいただきました。
フロントで400円を払ってこの札を貰い、浴室で札をお湯で濡らし鏡にペタッ!と貼り三助さんを待つのだ。
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