まだ探せば都内には数件残っているのだが。
名画座での思い出と言えば地元の日暮里金美館のポルノ映画のオールナイトだが、この話は以前書いたので今回は「ドラゴン映画」にまつわる思い出を。
1973年の暮れにあのブルース・リーの「燃えよドラゴン」が封切りされ大ヒット!
その後はブルース・リーに続け!とばかりに有象無象の香港製の粗悪なカンフー映画が「ドラゴン映画」として大量に公開されたのよ。当時流行っていた劇画の「子連れ狼」をもじった「子連れドラゴン」(笑い!)ってえのもありました。
「ドラゴン映画」は客が入る。ってえことで町のポルノ専門の名画座もスポットで「ドラゴン映画」を上映したりしていたのよ。
当時は小学5年生の「ドラゴンぼんくら」のアタシは1本でも多くの「ドラゴン映画」が観たいってんで、そんな名画座にも足を運びました。
場所は失念したが、ある名画座に「嵐を呼ぶドラゴン」と「暗黒街のふたり」がかかったのよ。
今思うとスゴイ組み合わせだぜ!主演が前者がチェン・クァンタイとフー・シェンで後者がアラン・ドロンとジャン・ギャバンだもの。
まずは暗い気持ちで「暗黒街のふたり」を見終わりドキドキしながら「嵐を呼ぶドラゴン」の上映を待っているとブザーが鳴り上映が開始。
しかし、それは次回この名画座でかかる洋物ポルノ映画の予告編でした。
そりゃあ小学5年のアタシにはスンゴイ予告編でしたよ。
大人になったら是非こういうことをしてみたいと思って前を膨らませましたよ。
(大人になる前にサセていただきましたが…。)
この時ですよ、小学生のクセにシャロン・ケリーと言うポルノ女優の名前を憶えたのは。ヤな小学生だよな、さすがアタシの小学生時代。
二本立てを観に行って、途中で自分のを入れて三本立てになっちゃった!
素ン晴らしい予告編を拝見させてもらった後では「嵐を呼ぶドラゴン」はどこかに吹き飛んでしまい内容はあまり憶えてはいない。
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