ウチの会社では数人に分けて鶯谷の社会保険センターで健康診断をします。
待ち時間が長いので本を持っていきました。
選んだ本が「のたれ死にでもよいではないか」 志村有弘著
健康診断の日にもってこいの本です。笑い。
帯に書いてある通り、知られざる作家たちの生と死を綴った本です。
「知られざる」という言葉は「作家たち」に掛かるのか、それとも「生と死」に掛かるのかは
読む前は疑問だったが読み始めてすぐに両方にかかるのだと納得。
大泉黒石、森清秋、永見徳太郎、種田山頭火、藤澤清造、松原敏夫といった知られざる作家たち。
彼等の生き様、言葉、強烈な人間性、作品が綴られていきます。
辛うじてアタシは種田山頭火だけは知っていた。
俳人で「うしろ姿のしぐれてゆくか」と言う句を残した人だとそれだけの漠然とした知識しかないが‥。
その山頭火然り、作家というのは超有名な人以外はドラマチックな人生を送るが、殆ど零落して死んで行く‥。
本当にざっくばらんで簡単だけどそんな感じの本です。(スミマセン。)
アタシみたいなマイナー指向の人にオススメの一冊です。
で、健康診断の結果は‥中性脂肪が少し高くなっちゃった‥。
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