平屋を建てるとき、、、忘れていること
平屋は2階がないので、1階と2階行き来の上下運動がないので生活が楽です。
2階建てだと、、、
洗濯物を干す時、仕舞う時の2回は階段の上り下りが発生します。
それに加えて、気象変動の今の時代はスコールが降ったりします。
洗濯物を2階のベランダに干すのが大変で、部屋干しが多くなっています。
部屋干し用の洗剤が発売されたりしている理由です。
年老いた年齢になると毎日洗濯を干すのが大変で、洗濯物がベランダに干していない家が多いと感じます。
2階の子供部屋も、ローンを払い終わった頃の年齢になると使われていない方が多い。
ほとんど、1階で生活して何のために2階があるのか分からなくなります。
そんな意味で、2階の無い平屋は理想の住まいです。
土地を広く買える方にはオススメです。
ただ、この点にだけ注目して、重要なポイントを忘れられる方が多いと思います。
2階建てだと屋根からの熱がそのまま伝わる2階が暑いですが、、、
平屋だと、2階が無いので、屋根の熱はそのままお部屋に伝わります。
平屋の熱問題を克服するためには、断熱ではなく、遮熱という考えが必要です。
私の会社ではアルミ製の高性能遮熱シートを屋根に貼っています。
それだけでは不十分で、屋根自体を通気断熱して9層構造の屋根にしています。
ここまでやって、屋根の温度が55℃のとき、屋根裏は30℃代になっています。
なので、平屋でも夏に熱くならない、冬に熱が逃げない家にしています。
(写真)
屋根の軒下から見えるアルミ遮熱材
(写真)床下のアルミ遮熱材
この上に38ミリの厚みがある無添加・無塗装・ノーワックスの無垢材の床を貼ります。
アルミ遮熱材と38mmの厚みがあるフローリング材の間の静止空気層も断熱になります。
冬には床暖房なしで暖かく、夏に涼しい床になります。
(写真:平屋の屋根に上ってみました)
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