26年間、勤めた富士通を早期退社して、、、
東京から広島へ引っ越して公務員をやっていました。
都会の生活に疲れたので、ふるさと松山に近い場所に住めたことに感激しました。
友達がいない場所なので、することないから夕方は川沿いを散歩していました。
最初は景色が良いから散歩でしたが、散歩しているのはお年寄りばかりだったので徐々にジョギングに。
毎晩、10km 走っていました。
走り過ぎて足の筋を痛めてからスイミングに切り替えました。
なんでもトコトンやりたい派なのでカラダが痛めつけるまで止まらなかったようです。
過ぎたるは及ぼす如し!・・・まさに
社会へ出て、私には何も無いから
生活をしていくため、体を張って汗を流し一生懸命に働き。
仕事が辛くて、このままやれるか分からないから毎日お酒で忘れていた。
酒場でいろんな人と出会って、世の中のことが少し判り出す。
生きていくための知恵がないから、本を読んで勉強していく。
勉強をしても生きていけるか分からないから、人の話しを聞く。
先が見えないから先を進んでいる先輩方のお話しを聞く。
もう先輩はいないから、これからの時代は変わっていくから、自分で考える。
後輩たちの未来を考えていくことが仕事だと考え始める。
仕事とは後輩たちの未来をつくっていくことだと判り始める。
いくら稼いだとか、年収はいくらになったか、どうでも良くなる。
これが何も無い人間にのみ闘える最強の条件だ
1.金が無いから・・・体を張って汗を流し
2.人脈が無いから・・大きな声で存在を主張して
3.信用が無いから・・時間を金銭の約束を護り
4.頭が無いから・・・本を読み、人の意見を聞き
5.根性が無いから・・逃げ道をふさいで前だけを見て歩き
6.イヤなことを言ってくれる人を・・信頼し、師として仰ぐ
7.私を褒めてくれる人を・・特に警戒し
8.今は何も無いが・・何も無いことを最高の武器として闘う
だんだん、いろんなコトが分かってきた
面倒くさい人と会ったときも…
それを乗り越える経験知が役に立つ
むかし何気なく親しく接していた人が…
時間を越えた今になって必要な人を紹介してくれて助かっている
むかし、あんなことやってたから、、
この人に出会えて、、、
今になって別のご縁が生まれて助かっている
そういうことに気が付く
今を生きている様であっても、過去と繋がって生きている
今の出会いは未来をつくっている
50にして天命を知る
とは…こういうことだと判りだした
今は、、、
この人と出会った意味は?!
ご縁ができた意味は?
などと、考えている。
いろんなものをさ、見たり聞いたり、いろんな人に出会って、やっと今の俺になったわけだから。
捨てるわけにはいかないよ。今まで会った人たちのことを。
リカ、もっと楽に生きろよ。
カンチもね。
…というワケありな駅
世界的に有名な書物
しかし、ほとんど読まれていない。
この本を読んでいないと、ハイクラスなビジネスにおいて理屈と現実の違いを理解することは難しい。
1/4世紀ぶりに読み直した。
以下、本の内容から抜粋
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ビジネス理論の試みは真理の領域に向かっているが、総合的に見て、規則や原則がまったく使い物にならない。
ビジネス理論は、特定の物質的な量を求める計算式の努力をしている。しかし、実際のビジネスは変数だけを探し求めるものである。
実際のビジネスは様々な作用が複合的にあるにも関わらす、それを無視した知識理論は一面的な見方でしか捉えていない。
一面的な考察しか出来ない貧弱な知識にくらべて、実戦における経験は学問の領域外にあり、その戦果は規則理論を超えた天才の領域にあると考えられる。
多様な現象を選別し、個々の特殊性に取り組む判断も指揮官の才能に委ねられる。
予期せぬ様々な現象があるなかで、敵味方が予期せぬ行動をするビジネス行動において、使用可能な理論が答えを示すのではない。
その戦果は指揮官の才能に委ねられている。
この実行可能な才能は、学問的な公式や体系によって、取得できるものではない。
指揮官の才能は、日常の考察や実戦において的確な判断を行うこと、それを継続することによってのみ取得する事ができる。
したがって、ビジネスに有効な上級指揮官の知識とは、実戦経験の特性な才能である。
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実はこれ、クラウゼヴィッツの「戦争論」である。
むろん、ビジネスとは書いていない。私が、「戦争」の文字を「ビジネス」に書き換えて読んでいた。
なぜなら、現代のMBAの基礎を作ったロバート・マクナマラが、ハーバードのMBAのビジネススクールで教えていたのは、クラウゼヴィッツの戦争論のなのだ。
功績を積んだ実戦経験者は指揮官であり、その指揮官と実戦戦果なしのMBAライセンス保持者が戦争すればどちらが勝かは明確である。
知識を集めるのではなく、苦しい経験を積んで勝ち抜いた者が強い。
(写真)酒蔵カフェ
田舎道を走るって
何にもないのが楽しみだったりする
この期待を裏切り
たんぼ道にマンモスが現れた
こういうサプライズは
気ままなドライブを楽しくさせてくれる
土地は安いから広い土地が買えて、
建物にお金を掛けられる
生活出費も少なくて優雅な生活ができる
これからは、地方の時代だと思う。
~ 第三春美鮨 ~
全国津々浦々、海の幸の食材を探し求めて、1000ページの本を書いた寿司屋が新橋にあった。
4年前、、、
オーナーの長山さんにお電話したら、特別に土曜日開けて頂き行けた!
『正月にこの本を読みなさい!』
どちらか一冊と考えてたら、、、
『二冊読まねえとダメだ!>>>喝』
と、合計1000ページどどーん!
お寿司は、稀少な天然車海老が特に旨かった。
『これは、握って置いた瞬間にたべなさい!』と言われる品が多く、写真が撮れなかった。
なので、天然車海老の殻だけの写真になりました。
次、行くときは本の感想を述べないと!
もちろん、味は天下一品!
こんなに、こだわりあるお店は、なかなかない。
徹底したごたわり、目に見えないもの、その結果は味に現れる。
この出会いから2年後、私は会社を作って建設会社を始めることになった。
うちの会社も、家の空気にまで、素材にこだわった家を建てる。
それは、健康に良い材料を県外から調達した徹底したこだわり。
こだわりある事業をやっています。
なので、今あらためて、第三春美鮨の長山さんのとの出会いに感謝。
ご高齢のためか、閉店してしまって残念だ。
良い寿司屋さんは、良い人が集まるので、良い社会勉強をさせてくれます。
少々お値段が高くとも、安い授業料です。
笑顔で挨拶したら、笑顔で返してほしい
お礼のひとつ、くらいほしい
私たちは無意識にリターンを期待しがちです
見返りなんて求めなくて良いんじゃないですか?
当たり前のことをして
ひとに優しく思いやりをもって
私はこんなことしました…そんなPRもしない
お礼の言葉なんて返って来なくても良い
良いと思うことを無心で行動に移して
間違いがあれば心から深謝する
自分の心が安らげば、それで十分ではないでしょうか
景色のいいとこへ、ドライブしましょー
昨年から一輪挿しを始めています
世の中をふり返ると、
今までスピードが早かったんです
小さな美しさに気が付かず、
道ばたの草木に目がとまらなかった
あくせくお金を稼いで、
お金を多く使えれば満足を得たと勘違い
もっと、大切なものは道ばたにありました
ほのぼのと一輪挿し、、、
心がおちつきますよ~
すべての傷口を
結合するものは時日である
夏目漱石「門」より
地球の再生能力は無限ではない
また、人の再生能力も無限ではない
今までの世の中は加速しか求められなかった、、、
そのスピードは既に人の能力を超えていてエンジンが故障してしまった
ゆっくり時間が流れるとき、神様からのプレゼントだと思って
2021年から生活は、、、
家でも、ゆったり、まったり…
仕事では、再考と熟慮ができるゆとり
昨年末に私の背中に組子障子を置きました
心にゆとり、優雅な気分に浸れています