リベリアの国旗は、星条旗に似たデザインの国旗。
11本の紅白の縞はリベリア独立宣言の11人の署名者を示し、紅白の色は勇気と高いモラルを示す。青い四角はアフリカ大陸を表し、その中の白い星は元奴隷に与えられた自由を示す。
リベリア船籍の貨物船は大変多く、この国旗は世界中の商船で掲揚されている。
アフリカ西部の国、リベリア共和国の国章。現在の国章は、独立直前の1847年に制定された。
国章は、リベリアにたどり着いた19世紀の帆船が盾に描かれたものになっている。この船は、アメリカ合衆国で解放された奴隷たちを乗せてリベリアにやってきた船を象徴している。盾の上部には国の標語である「The love of liberty brought us here(自由への熱愛が我々をここに導いた)」という文字が書かれたリボンがあり、下部にはリベリアの正式名称である「Republic of Liberia」が書かれたリボンがある。
盾の中に描かれたもののうち、鋤とシャベルは国家が繁栄するための労働者と重労働への尊厳を象徴している。また、海面から昇る太陽は国の誕生を表している。さらに手前のヤシの木は、リベリアで最も多方面で使われる食の源であり、繁栄を意味している。左上に描かれた白いハトは、平和の息吹を表したものとなっている。
リベリア共和国、通称リベリアは、西アフリカに位置する共和制国家。北にギニア、西にシエラレオネ、東にコートジボワールと国境を接し、南は大西洋に面する。首都はモンロビア。
アメリカ合衆国で解放された黒人奴隷によって建国され、1847年に独立し、現在のアフリカの中ではエチオピアに次いで古い国である。1989年から2003年にかけて断続的に2度も起きた内戦により、戦争一色の無秩序な国と化していた。
出典: フリー百科事典 『ウィキペディア(Wikipedia)』
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