国立民族博物館の常設での展示、シベリアの手袋とブーツです。
インド刺繍布のきらめき展 を見たあとに常設展を続けて見たせいか、
インドから、世界は繋がっていると思った
インドからシルクロードで繋がって、シベリア、そしてアイヌに繋がった。
アイヌ民族は、樺太での交易で、
ロシア、中国、中近東からの文化を無意識に取り入れていて、
アイヌ独自の文化を作り上げたらしい。
刺繍もモラのようなアップリケも大陸からのお土産のようです。
実にタイムリーなんですが、
先日NHK 「美の壷」 のテーマが <アイヌ文様> だった。
アイヌ文様は、モレウという曲線の文様と、
アイウシという、棘のような文様との組み合わせで
オリジナルなアップリケと刺繍とで文化の構築をしたようです。
あわせて、色合いが豊富だったのも、中国やロシアの生地等を裂いて
アップリケに使用したもので、独特な文様が活きてくる。
あらゆる文様は、魔よけが一番の目的でもあるらしい。
開口部から悪魔が入ってくるとして、
着物の裾、袖口、襟、には必ずといっていいほど、
このアイヌ文様(魔よけ)が施されているようだ。
国立民俗学博物館には、この程度しか展示していなかったので
興味深々で書物を漁っていた矢先、
NHK放送は、またワタクシの好奇心を奮い起こさせています。
ゴザ、こんな風に飾られるとオシャレです。
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とても深い意味がありそうな模様ですよねー
阿寒湖にあるアイヌ民族の村へ行ったことがあります。
アイヌ民族衣装を着て写真を撮りました
これらの模様には歴史を感じます。
手袋の上にさらに手甲を足したようなこれはかなりツボ!
「美の壷」のアイヌ文様見そびれました~
上から4つ目の左右対称じゃないベージュと白の模様かなり気になる~
あ、民博。来週茨木の後にいかなくっちゃ。うっかり忘れるところでした。思い出させていただいてありがとうございます。
↓に昨日書き込みをした積りでしたが、着いて居なかったようですね。
今日はお気に入りから伺ったので、着くかな?
ランキングから入ると書き込みが出来ない事があります。変ですね。
美の壺も興味深く見ました。
一針一針その人を思い縫いあげる様子に胸が熱くなりました。
仙台の東北福祉大学にある芹沢介コレクションにも素晴らしいアイヌの衣装が保管されています。鮭の皮で作った靴もありましたよ。。
アイヌ民族の村、私も行ってみたくなりました。
昭和のはじめ、アイヌの言葉を本土の人に知らせるため、大学教授に呼ばれて東京へやってきた少女がいました。
その少女の名前は忘れましたが、たしか東京へきて本を仕上げて亡くなった。二十歳にもならない人生だった。
ふと思い出しました。
ななさま
このムートンの手袋、古さを感じませんよね。
まして手の甲と、手首の刺繍、ななさんの刺繍ですよね。
日本は孤島だということを思い知ります。
谷間のゆりさま
そうなんです、大きな括りでシルクロードとしか書けなかったのは、ルートを知らないからなんですよ。スミマセン
商人が大陸を行き来していたのは明らかですね。
最近のブログ村は不安定です、リニューアルらしいですが、時間がかかっています。
kuroihitomiさま
おおお、なんとすばらしい家系! 畏れ多いです。すごいミーハーですから(
kuroihitomiさんのご先祖様の はばくさんという名前に興味があって調べた事がありました。
すばらしい絵師だったんですね。家老でもあった?
http://www.minpaku.ac.jp/research/dp/050319.html
kuroihitomiさんは北の方にお住まいですものね、もしかして、アテルイのご子孫ってことは、ないですか?
だったらこんなにうれしいことはないです。
坂東武者とアテルイに打ち震えて本を読み漁った事があります。
波響(はきょう)はじめ先祖はアイヌの人々に酷い事をしたそうで、今私は少しでも罪滅ぼしをしなければ。。と思っているのです。
アテルイ全く関係なくて、ごめんちゃい。。
このグローブ美しすぎます!
私もcrokoさんのグローブコレクションの
一部だと思ってしまいました。
ブーツも可愛い!
裾、袖口、襟に模様が多いと言うのは
そう言う事だったんですね。
なるほど勉強になりました。
遠い昔の事ですよ。
うちのご先祖も七尾城主、畠山氏の家老だったんですが、殿様を裏切って頓挫したらしいです。流れ流れて大阪で名前を変えて生き抜いたということです。
いまや平和です。
plum-kさま
シベリアにこんなきれいなグッズがあるのは発見でしたね。
もちろんコレクションに欲しいです。