Fluke~人生は上々だ

朝も夜も歌いながら 時々はぼんやり考える

『追想 ~2010.4.1~』 ~2017.4.1~

2017年04月01日 08時45分12秒 | 音楽

君が生まれた 街を歩いた
通りすぎる海風が
ほんのちょっぴり 時を止める
あの日のままの僕には
花の色 ちぎれゆく雲 手のひらに
風の音 君の声 空を見る

あれから僕は 一人で生きてるけど ふと思い出す
君がふざけて作った愛の歌 Uh・・・Oh・・・
花びらのよう 舞いおちる・・・

 

見知らぬ人が すれ違ってく
街路樹にはそよ風が
ほんのちょっぴり 瞳とじる
あの日のままの僕には
虹の橋 雨のしずくが 手のひらに
人の波 君の声 振り返る

こうして僕は 普通の暮らしの中 ふと思い出す
君が歌ったいつかの愛の歌 Uh・・・Oh・・・
星屑のよう 降りそそぐ・・・


坂道の角 折れ曲がったら
あの日ままの僕らが
ほんの一瞬 時がもどる
追いかけたら消えていく
月のふね こぼれる砂は 手のひらに
水たまり 君の声 立ち止まる

季節はめぐり あの日と同じ場所に 花は咲くけど
君と歌ったいつかの愛の歌 Uh・・・Oh・・・
人ごみの中 口ずさむ・・・


僕が生まれた 街に戻った
いつもの風が優しく
ほんのちょっぴり 呼吸止めた
思い出だけ運んでく
歩いても 走っても さがせない
君の名を 叫んでも とどかない

今でも僕は 何かを探している 目に見えぬもの
ここに戻って気づいた 見つけた場所は 僕の
心の中に君がいた・・・

陽だまりのようにあたたかく・・・

                                                             (2010.7.3)